陰翳礼讃 (中公文庫)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122024137

感想・レビュー・書評

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  • 読めない漢字が多すぎてめちゃくちゃ疲れた。。。

  • 当時として言いたいことを言っているが、いまの感覚からすると言ってはいけないのではと思うことがしばしば。

    あまり共感できなかった。けっこう読み飛ばしてしまった。私の感受性が弱いのかもしれないけれど。

  • かつて、日本人の家は暗く陰影を内包していたことを実感できるのは現在何歳くらいの人までなのか、と思った。実感できる私は40歳になろうとしている。地方にあった祖母の家や東京でも現在より街の灯はずっと少なく家の中の電気も暗くて、トイレへ行くのが怖かった。

  • まだ電灯無き時代の今日と違った美の感覚を論じたもの.西洋では可能な限り部屋を明るくし陰翳を消す事に執着したが、日本ではむしろ「陰翳」を認め、それを利用する事で陰翳の中でこそ生える芸術を作り上げ、それこそが日本古来の芸術の特徴だと主張///

  • 越後妻有トリエンナーレを見に行くのに、展示物の参考になった本としてこの本を読んだ。古き良き日本の姿を映し出しているが、様式美で生活できるような時代でもない。まして今の若者にこのような美意識があるとも思えない。全てに於いて便利さを希求すべきでないが、時代錯誤のように思ってしまう。

  • 20121017読了。

  • 当時の状況と現在が違うとはいえ、比較に出す欧米の描写などが紋切り型で偏見があるやうな。やや説得力不足で、薦められて読みましたが少し物足りなかった。
    けれど日本人であることを嬉しく感じることはできました。

  • 難しかった(>_<)


  • 谷崎文学って読んでるとどうも独特な神経質さというか気難しさというか、そしてエロさのような何かを感じませんか?
    (いや、みんなだよって言われればそれまでなんだけど・・・。)
    「陰翳礼讃」、「らん(漢字なし)惰の説」、「恋愛及び色情」、「客ぎらい」、「旅のいろいろ」、「厠のいろいろ」からなる、日本を憂う(?)文章たち。

    まぁなにしろ私はどうも好きじゃない。
    文中の彼の考えにも同意できないことが多いし。
    自称白紙の私が同意しかねるってかなり珍しいことなんだけど。。
    意固地に否定的な部分ばかり目立って、文章も安っぽく見えてしまうのは私だけでしょうか。
    というかいつもの谷崎文学とはとても思えないんだけどなんなんでしょうか。
    今ちょっと読み返して思ったんだけど、どうも全体的に否定的見解に覆われすぎてる上に、日本人としてのアイデンティティを疑ってしまう部分もちょっとある。
    プラス思考というか、一応前向きに生きたい自分にとってはこの本はやや負のエネルギーが出すぎてるようです。

    でもよくよく読んでみると否定的フレーズたちの resolution として肯定発言若しくは利点、所以などが登場する場合もあるんだけど、途中の説明というか帰結するまでが長い上にその間延々と否定要素を植えつけられるし、なにより説明がわかりづらくね?
    そしてたまには全体として肯定的な内容もあったりするんだけど、なーんかふてくされてるというか肯定的なことに著者自信が納得してないのか、なにしろ読んでるこっちも肯定的な気分になれないし素直にへぇとかほぉとか言えない、肯定的なのに何故か文章が否定的という、非常にややこしく、読後感のスッキリ感セロな残念な結果を迎えることになります。

    ・・・とか言って結局は彼の知識と目利きと天才っぷりを思い知らされる素晴らしい本なんだけど。。


    ・juin.07


  • 何回も挑戦しましたが無念…読破できる気がしません

著者プロフィール

明治十九年(一八八六)、東京日本橋に生まれる。旧制府立一中、第一高等学校を経て東京帝国大学国文科に入学するも、のち中退。明治四十三年、小山内薫らと第二次「新思潮」を創刊、「刺青」「麒麟」などを発表。「三田文学」誌上で永井荷風に激賞され、文壇的地位を確立した。『痴人の愛』『卍(まんじ)』『春琴抄』『細雪』『少将滋幹の母』『鍵』など、豊麗な官能美と陰翳ある古典美の世界を展開して常に文壇の最高峰を歩みつづけ、昭和四十年(一九六五)七月没。この間、『細雪』により毎日出版文化賞及び朝日文化賞を、『瘋癲老人日記』で毎日芸術大賞を、また昭和二十四年には、第八回文化勲章を受けた。昭和三十九年、日本人としてはじめて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれた。

「2018年 『父より娘へ 谷崎潤一郎書簡集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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