悪党の裔〈下〉 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
3.67
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本棚登録 : 188
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122024878

感想・レビュー・書評

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  • 20180330

  • とにかく生き残る悪党。滅びの美学に殉じた悪党。
    円心と正成の生きざま。
    どちらも格好良く、憧れる
    湊川の戦いは、切なくなる

  • 南北朝シリーズの素晴らしさ
    大満足

  • 初めて読んだ北方謙三の歴史小説。期待していた以上に面白い。時代小説なのに現代小説の様に読み易い。

  • 北方謙三氏の南北朝物は外れがないと、読後感は満足です。今作も悪党、赤松円心の悪党としての矜持がハードボイルドに描かれてる。
    そして、このシリーズのもう一つの魅力が、他の作品の主役が違う作品では脇役になっていること。同じ人物を違う角度から描かれて、人物の掘り下げがされていて、シリーズを通して読みたくなる作品です。

  • 上巻よりオモロかった。六波羅を倒すまでは『ワンピース』のエース救出作戦を彷彿とさせる『楠木正成』の方が熱く読めたけど、六波羅探題を倒して以降は『悪党の裔』の方が良い。難点は時間経過が分り難かった事と、足利内部の話は相変わらず詰まらんかった事。

  • 九州などを舞台とした作品です。

  • *上巻の感想のコピペです。

     天下を決するという野望を胸に、悪党の生き様を貫いた男、赤松円心の物語。
     南北朝の史実にまったく明るくないので自信はありませんけれど、たぶん普通に解釈すれば日和見だとか変節にあたるような行動でも、信念に基づくものに見せてしまう北方マジックが絶好調に働いているという気がします。円心は、何せむちゃくちゃカッコいい。しなやかで、けれど心は頑固な生き方をした人、というふうで。
     『楠木正成』を先に読んであったので、ほぼ同じ時期を描いているのに感触がまったく違って驚きました。主人公のタイプが違うからでしょうか。忍びの者や山の民など、北方太平記の主要なキーワードが『正成』ではだいぶ削ぎ落とされていたのだということが、『悪党』を読んでからわかってきました。本作における忍びの親子と正成のサブプロットなどは、正成がサブキャラクターに回っているからこそのおもしろさですね。
     『正成』では、円心と正成の関係が途中で分かれたまま終わってしまったのが残念でしたが、『悪党』では円心が最後まで正成を諦めていないんですね。ずっとメッセージを送りつづけている。それがうれしかったです。

  • 2009年08月 5/66
    2012年01月 02/02

  • 下巻・・・
    破滅への美学なのかな〜
    納得がいかない。
    文体は好き

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で菊池寛賞を受賞した。

「2019年 『魂の沃野(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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