吉本隆明 一九二四(大正一三)年、東京生まれ。詩人・評論家。東京工業大学電気化学科卒業。五二年『固有時との対話』で詩人として出発。その後、評論家として精力的に活動し、「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。主な著書に『共同幻想論』『言語にとって美とはなにか』『最後の親鸞』『夏目漱石を読む』(小林秀雄賞)『吉本隆明全詩集』(藤村記念歴程賞)などがある。二〇一二年三月死去。 「2022年 『思想の流儀と原則』 で使われていた紹介文から引用しています。」