- Amazon.co.jp ・マンガ (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122027329
感想・レビュー・書評
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昔の漫画がコマが小さすぎて読むの疲れるから読むのやめてしまった。
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いよいよ忙しくなってきた才野と満賀は4日連続徹夜して原稿を描き終えるなどしている。結構極限状態のような気もするが、どこか楽しそうなのは彼らが若いからだろうか。それとも漫画を描くのが楽しいからだろうか。
なんにせよ、携帯電話もパソコンもない時代、彼らは自分の足で誰かに会いに行き、直接面と向かって色々な事を話し合う。武藤のような人間のクズとも直接会って話し合わないとならないのは苦痛だろうが、しかしやはり優しさに触れる機会のほうが多いのは、本作の特徴であろう。
武藤に竹葉さんを「盗られた」満賀の怒り(というか嫉妬)には大いに共感する。満賀はその怒りを原稿に向ける。
満賀の怒りはぼくたちの怒りだ。
ぼくたちは彼らの漫画に何かを託している。 -
トキワ荘に引っ越し、キャベツの味噌汁など、初めての自炊をする。
他にも、フランスパンのコロッケばさみや、編集者の女性に食事を作ってもらったり、いろいろと食事のシーンが多い巻だ。
高校時代のイヤな同級生も登場。
次々と仕事が舞い込み、忙しくも充実した日々となる。
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(目次)
青雲編
四畳半の広さ
初仕事
別冊依頼
漫画少年
仲間たちとの夜
ばらと指輪
売れっこ
となりの姉妹
描き直し
はげまし
「チビわかまる」完成
同級生
すい星のように
部屋代
第一期目標
遠い道 -
無事売れっ子(?)の漫画家になることができた足塚氏。でもそれは尋常ならざる仕事に追われる毎日が始まるということでもある。嫌なこと、苦しいことがあってもただひたすらに漫画を描き続ける日々。でも命を燃焼してひたむきに生きている二人は幸せなんじゃないかな。そう思った
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今や世界に誇る日本文化=漫画・アニメ。
その礎を築いた藤子不二雄氏A氏とトキワ荘に集う多くの仲間達。
藤子不二雄氏A氏による自叙伝的長編漫画の全14巻。
このシリーズの続きは、『愛…しりそめし頃に… 満賀道雄の青春』として、現在も執筆・連載されています。こちらも是非!