- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122027770
感想・レビュー・書評
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ヨーロッパでベストセラーの、精神分析医で社会心理学者が性愛について真剣に書いた、有名な本だそうです。著者はイタリア人だということで、興味がわきました。
テクニック系のHow to本ではありません。
内容は主に、
・男女の欲望と幸せの違い
・男性にとっての愛人関係の楽しさと、簡単な乗り換え
・家で待つ女性の心構え
など、性愛の原理に迫る良書です。
大好きな恋人を想う女性には、少し厳しい内容かもしれません。
しかし、お互いに心地よく、永く一緒にいるために心構えができる、ありがたい一冊だと思います。 -
「男の性欲、女の性欲ー恋愛との関わりについて」という題名の方がしっくりくる様な内容の本。
学ぶことや納得することも多い反面、エロティシズムというものを俗的に捉えすぎているのではないかという気もする。
6章のジレンマにおける男と女の恋愛に関するジレンマの論考は面白い。
また、ピンクロマンスと呼ばれるジャンルの作品の解釈も興味深い。
それとは反対に、本を書く上で仕方ないことではあるのだろうが、それぞれの性別の特徴を一義的に捉えている記述が多く、現代に照らし合わせて考えると同意できない点も多い。
例えば、男のエロティシズムがセックスを目的としているといった話しなど。 -
男女のエロティシズムの違いを闊達に明確に分かりやすく、鋭く論じた本。
エーコといいアルベローニといい、イタリアのインテリは侮れない。 -
2010年1月16日(土)に読んだ。
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男と女の違いに焦点をあててエロティシズムを明快に分析
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遅ればせながら恋愛の勉強!
自分はどっちかっていうと男子寄りなのかもと気付く