贅肉 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論社
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本棚登録 : 87
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122027978

感想・レビュー・書評

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  • 短編集は気軽に読むにはいいね。

    しかもこの手のアブノーマル系は
    一気に読める。

    アブノーマルとノーマルの堺が難しい
    そんなノーマルな人がアブノーマル化していく
    その様が見事だ。怖くもある。

    特に「誤解を生む法則」の男
    おまえはどうしてそうなんだよ!
    って思わずにいられなかった(笑)

  • 短編5話

    贅肉
    ねじれた偶像
    一人芝居
    誤解を生む法則
    どうにかなる

    解説 朝山実 の「悪魔のシッポと天使のハネ」とう表現が面白い。

    恐怖小説,推理小説,現代小説。どう表現してもしっくりこない。
    小池真理子小説。

  • 食べ物への異常な執着から太り続ける女、拗れた片想いからストーカーと化した男に訪れる悲劇、
    身寄りのない老女に寄生するもうひとりの老女…。どのお話もなかなか面白かったです。

  • 代表作は精神的ショックでドスドス贅肉に変わっていく。巨漢を見るたび闇を感じそうだわ。
    2話なぜにそこに餌がwいくらなんでも詰めが甘すぎるでしょうに。連続殺人鬼に比べれば浮気なんか可愛らしいものね(´・ω・`)イヤダケド
    3話はゴミは一見汚いけど個人情報の宝庫。名前は勿論、どんな生活をしてるいるのか一目瞭然。馬鹿だこの男。
    4話後ろめたい事があるとちょっとした出来事に怯えながら生活することになる。隠し通すには覚悟が必要。
    5話今はどうにかなっているが、後々そうもいかなくなるのに。それすら考えられないぐらい人生に投げやりな感じが何とも怖い。

  • 再読。
    贅肉 / ねじれた偶像 / 一人芝居 / 誤解を生む法則 / どうにかなる
    思うようにならない人生、「贅肉」のように太って悲観してしまうより、「どうにかなる」のように楽観、達観して生きたい。

  • 短編は外で読むのに最適。最後に残るじんわりした暗さがよかった。

  • 母親の死、恋人の浮気を機に異常に物を食べ続けるようになった姉。
    かつての美貌は見るかげもなく、何も出来なくなった姉の面倒をみるため妹は仕事をやめデートも出来ない。
    妹の姉へのイラ立ちはやがて憎悪となって-。(贅肉)

    良くも悪くも妹にとって姉は大きな存在だったのだと思うラストでした。

    「私の夫は連続殺人犯らしい」と親友に相談を受けた女性の話。(ねじれた偶像)
    近所の主婦に恋をして、1人芝居をする気の弱い男の話。(一人芝居)
    セクハラで仕事をなくした男のイラ立ちが招いた悲劇。(誤解を生む法則)

    この3話は突拍子もない流れで現実味が乏しいと思いました。

    居場所のない天涯孤独の老女。
    ある日知り合った一人暮らしの老女の家に何となく居つくようになって-。(どうにかなる)

    反対にこの最終話は淡々とした中に現実感があり怖いと思いました。

  • どの話も怖い。
    ふつうの人が道をふみはずす瞬間
    自分を壊す瞬間
    そしてその結果。

    日常にひそむ落とし穴
    恐かった

  • アブノーマルな人間の心理がうまく書かれている。

  • 救いも行き場もないというのは
    どうすればいいのだろう。

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