中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 3497
レビュー : 342
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122028401

感想・レビュー・書評

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  • いわゆる”村上春樹的”な雰囲気の短編集。よくわからない話も多い。

    女性が「それってつまりこういうことかしら?」とよくわからない例え話をして男性に尋ねる。すると、男性はその例えを反芻しながら「もちろんだよ」とウイスキーを飲むような、そんな雰囲気。

    いちいち”プレーン・オムレツ”とか呼ぶあたりで爆笑してしまう。
    何十年も村上さんがこういう文章をかいてるということに対して、驚く。

  • 空気感とか、流れとか、すごく独特なことはわかるのですが、
    内容がさっぱりわかりません・・・

    ちょっと難しすぎるか。
    こういう小説の読み方をちゃんと学んでないだけなのか・・・

    いつかわかるようになりたいです。

  • ピンク色の傘立てを背負った男とベットに潜り込むことは、彼女たちにとっても素晴らしい思い出になったろう。
    女の子って色んなことが裏がえしになっちゃう時があるのだ。

  • 世にも奇妙な物語みたいだった。特に貧乏叔母さんの話。

  • 4年ぶりくらいに再読。2回目。「ニューヨーク炭鉱の悲劇」が好きだった。「でもリクエストって嫌よ。なんだか惨めな気持になるんだもの。図書館で借りてきた本みたいにね、始まった途端にもう終る時のことを考えてるのよ」という台詞がやけに印象に残った。2011/368

  • 長編小説『羊をめぐる冒険』の前後に書かれ、いくつかの文芸誌に発表された短篇を7つを集めた作品集。最期の「シドニーのグリーンストリート」は羊男もので、これらの中では異色だが、それ以外はこの時期の作家の日常を私小説風(あくまで風だ)に綴ったもの。長編に比べると、肩の力を抜いて書いたような印象だ。いずれも、現実あるいは他者との間に、どこというのではないが微細な(しかし、それでいて本質的な)違和が「僕」との間にはあり、そのことが村上らしさとして立ち現れてくるようだ。

  • 「ぼくたちはどこへも行けるし、どこにも行けない」
    このセリフに母の世代(50代後半、白け世代)の思想が詰め込まれている気がした。

  • 全体を貫くこれは何だろうか、無常観…? そして村上作品には欠かせない音楽たち。最近は後期作品ばかり読んでいたので文章がとても若々しく感じるというか多少鼻につく感じも(笑)このころの方が村上節、利いてますね。羊男が大好き。

  • 村上春樹にとって、初めての短編集。
    やっぱりこの人の文章は好きだ。心に残るワンフレーズを発見したり、妙に懐かしい空気にとり憑かれたりする。
    「中国行のスロウボート」は、興味深く読めておもしろかった。
    「午後の最後の芝生」と「土の中の彼女の小さな犬」は、どちらもしっとりと温かみのある素敵なお話。
    最後の「シドニーのグリーン・ストリート」は、絵本を読んでいるようで楽しかった。

  • いつか読みたい。2話目まで読んだが全く頭にはいってこない。今読むタイミングじゃないみたい。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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