中国ペガソス列伝: 政治の記憶 (中公文庫 な 35-2)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122029156

感想・レビュー・書評

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  • 取り上げられている人物の中で一番印象的なのはやっぱり武則天。
    やっぱり女帝となって唐を一時期簒奪してしまうだけのスケールのデカさが違う。

  • あたりもさわりも無い記述だが、やはり則天武后と西太后の章は興味深い。後半の水滸伝論、「官」と「匪」との関係性から中国の政治意識を説いて面白いのだが、最後に「私は、この小説を好まない」とあってびっくり。

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著者プロフィール

1933年生まれ.
1956年,北海道大学文学部中国文学科卒業.
北海道大学文学部助教授.
主 著:
砂漠に埋もれた文字—パスパ文字のはなし (塙書房,1971)
海燕(長編小説) (潮出版社,1973)
中国人の思考様式—小説の世界から (講談社,1974)
カニバリズム論 (潮出版社,1975)
悪魔のいない文学—中国の小説と絵画 (朝日新聞社,1977)


「1979年 『辺境の風景 日本と中国の国境意識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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