江戸の花街 (中公文庫 み 15-15 鳶魚江戸文庫 13)

著者 :
制作 : 朝倉 治彦 
  • 中央公論新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122029507

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代の社会や文化についての考証をおこない、さまざまな時代小説に対する批判をおこなったことで知られる著者の文章などから、吉原にかんする文章がまとめられています。

    著者は、「時代時代に、どういう客が吉原において目立つものであったかということ、それによって、その時代に一番浪費してもよろしいほどの金儲けを、誰がしておったかということが、知れると思います」と述べて、たとえば武士から町人へと中心的な客が移り変わっていったことが述べられています。とはいえ、そうした江戸時代の社会のありようについての考察に深入りすることは控えられており、著者の江戸時代にかんする博学な知識を披露する内容となっているので、単純に興味深く読むことができました。

  • 90年代の発行だから全く気づかなかったけど、著者がまさかの明治生まれ。
    地の文は現代仮名遣いで読みやすいけど、当時の文献とかそのまま引用されていて、よく分からない。
    頑張って読もうと思えるほど面白く感じられなかったので、挫折。

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