マンガ日本の歴史 22 (中公文庫 S 12-22)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122030275

作品紹介・あらすじ

西暦一四六七年五月二六日、京に始った応仁の乱。以後十数年に亘り、西国のほとんどの地域を戦火に巻き込み、栄華を誇った京の都を焦土と化したこの大乱を新視点で把える。本作品は一九九七年度アジア漫画大会で漫画アカデミー賞大賞を受賞。

感想・レビュー・書評

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  • ●西軍 足利義尚 山名宗全 畠山義就 日野富子 斯波義康
    ●東軍 足利義視 細川勝元 畠山政長 斯波義敏

    畠山の家督争い、斯波の家督争い、足利義政の後継者争い。これらに、山名宗全、細川勝元が絡み大惨事に。後半は山城国一揆や、トップの死後後継者、大内政弘。

    ◾️室町時代の有力大名家をさす言葉に「三管四職」というのがありました。
    「三管」とは管領という行政のトップを輩出する斯波氏・畠山氏・細川氏のことです。また、「四職」とは京都の警察のトップを輩出する赤松氏・一色氏・京極氏・山名氏のことです。
    この7つの氏族が力を持っていたのですが、このうち細川氏と山名氏は頭一つ他をリードする存在でした。当時、細川氏(足利系源氏)の当主が細川勝元で、山名氏(新田系源氏)の当主が山名宗全でしたが、二人はかなり仲が悪い状態にありました。

  • 将軍の力が衰えると国は乱れる
    守護の統制が効かなくなるから
    これは歴史の必然
    この間、苦しむのは民
    新たな体制が落ち着くまでやむを得ないとすると厳しい

    AIで世界動乱が起こりつつある今
    現代に通じるものがある

  • NHKBS磯田さんの番組で特集されていた応仁の乱。いろんな思惑が渦巻いて京の街を戦乱に、おさらいしようと石ノ森章太郎さんのマンガ版を、なかなか登場人物を多くわかりづらいかなあ

  • 新書「応仁の乱」は30万部も売れているそうです。しかし、難解なのに、こんなに売れるのは、やはりブームなのでしょうね。

    そうなると関連本も勢い付きますね。こちらはかなり前に出版されたものをリメイクしたのもですが、マンガならもう少し分かるかな?という気持ちでチャレンジ。

    お家騒動がきっかけで10年間続いた大乱だということは分かったけど、なんでそこまで長引いたのか?は未だに謎のまま。。。笑

  • 応仁の乱のマンガ版。
    それにしても英雄不在、これといった名場面も不在、しかしながら後世に残したインパクトは大きいという、歴史的事件である。

  • 話題になっている応仁の乱を読む前に、マンガで全体の流れを把握するために読みました。登場人物にあまり馴染みがなかったので流れが良く分かりました。

  • 最近「応仁の乱」について勉強中。でもマンガで読んでも良く分からないくらい、「応仁の乱」は難しい。この前後で日本の体制が大きく変わったという歴史的見解を理解するためにも、もう少し深く知っておきたいし、京都の理解が深まるので。

  • 西暦1467年5月26日、京に始まった応仁の乱。以後十数年に亘り、西国のほとんどの地域を戦火に巻き込み、栄華を誇った京の都を焦土と化したこの大乱を新視点で捉える。

  • 【読了メモ】(140831 15:50)石ノ森章太郎『マンガ日本の歴史』/中央公論社

  • ほぼ最初から最後まで応仁の乱。
    京都で先の戦争というとこれを指すらしい。

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著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年(昭和一三)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)、『マンガ日本の古典1 古事記』など多数。一九九八年(平成一○)一月死去。

「2022年 『文庫 新装版 マンガ日本の歴史 全27巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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