- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122032781
感想・レビュー・書評
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中学生の家庭が事件に巻き込まれる。親友はホームズなみに頭が良く、主人公のトラブルを推理していくのだが、作品として次の「夢にも思わない」の方が面白い。主要人物と主人公の家庭の紹介編みたいな読み方になってしまった。しかし、この親友、好きだな〜、他の作品に出てないかな〜(笑)
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0806 図書館で借りて読みました。
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良い意味で、宮部みゆきらしくない作品。「パーフェクト・ブルー」なんかと同類かな。わたしはこういう、視点が特別な作品が嫌いじゃないです。では好きかと問われると、第一人称の巧い作家と下手な作家がいるので断言できませんが、宮部さんは前者に分類されるのではないかと思います。こういう端的なストーリーは爽快で好きでした。
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〔未読〕
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大好きな一冊。笑いあり涙あり感動あり…
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サラサラっと電車の中とかでも読めたので、忙しい人でもオススメかも。
続編は『夢にも思わない』 -
いきなり5億円を手にした家族の話。心の底から妻子を愛しているか。今後の人生において非常に重要になってくると思います。どんな状況でもなりふりかまわず妻子の身を案じられるくらいの人になっていたらいいなぁ。それは理屈じゃなく、本能や感情に突き動かされて決める事なんだけど。
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中学1年生が主人公ということで、あまりドロドロせず、殺されたりもなく、サクッと読める。 といいつつ、ポイントポイントではしっかりと驚かせる要素やドキドキさせてくれる。
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なかなか面白かった。
最後はいい感じで裏切られた。
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1992年の作品。このところ『レベル7(セブン)』、『火車』と、比較的重めのミステリー作品を読んでいたので、今回は中1のサッカー少年(球拾い要員)が主人公のライトな作品を選んでみた。
前の2作品に比べて明らかにページ数も少なく、主人公も中1の少年と見るからにライトなのだが、なかなかどうして、面白かったですよ。主人公の住んでいる舞台が東京深川近辺ということで、私が住んでいる地域とも近かったことが、ストーリーをとても身近に感じられた一因だと思う。
主人公の雅男は、何の変哲もないフツウの中学1年生だが、親友で将棋部のエースの島崎くんは、絶対に年齢を詐称している。と思うくらい大人だ。そういうキャラクターも面白い。しっかりとミステリー的要素もあるので十分楽しめる作品です。