遙かなるチベット: 河口慧海の足跡を追って (中公文庫 ね 2-3)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122033313

作品紹介・あらすじ

明治三十三年夏、単身"禁断の国"チベットに潜入した日本人僧侶、河口慧海の足跡を辿りつつ、ムスタン、トルボ、カン・リンポチェなどを巡るヒマラヤ辺境紀行。崇高なるチベットの文化、自然、人々との邂逅を貴重なカラー写真を交え、鮮烈に綴る。第四回JTB紀行文学大賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 河口慧海の足跡を追いながら、
    ネパール、チベットの旅を筆者とともにしたような気持ちになる。
    現地の方々の生活の一部や生活に密着した宗教など、
    より掘り下げてさらに知りたくなる。

  • 著者は元々、文章を書く人ではないのだろうか、読みづらくはないけれどチベットの雄大さがあまり伝わってこない平べったい文章だった。
    河口慧海と比べてしまうのがいけないのだろう。

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著者プロフィール

根深誠

1947年、青森県弘前市に生まれる。明治大学山岳部OB。日本山岳会会員。日本勤労者山岳連盟顧問。73年以来、ヒマラヤの旅と登山を続ける。84年にはアラスカ・マッキンリー山(現・デナリ)で行方不明になった植村直己さんの捜索に参加。これまでにヒマラヤの未登峰6座に初登頂。故郷津軽の自然を愛し、白神山地を歩き尽くす。ブナ原生林を東西に分断する青秋林道の建設計画が持ち上がった際には、反対運動を立ち上げる。主な著書に『遥かなるチベット』、『山の人生』、『いつか見たヒマラヤ』、『ネパール縦断紀行』、『風雪の山ノート』、『世界遺産 白神山地』、『ブナの息吹、森の記憶』『白神山地マタギ伝 鈴木忠勝の生涯』など多数。

「2019年 『渓流釣り礼讃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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