盗まれて (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 83
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122034167

感想・レビュー・書評

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  • 短編集は1つ読むごとに頭の中を新たにする必要があるので嫌いなんですが、これは次から次へと読みたくなる1冊でした。因みに連作短編じゃないです。短編なので長編に比べてあっさりしてるから読み易いのかも知れません。 表紙は何と無く不気味ですが、自分の中では良い話の方が印象に残ってます。

  • 手紙や電話から始まるミステリーを
    テーマにした短編集。

    『ポチが鳴く』と『時効』が好きかな。
    『時効』は最後切なくてでもちょっと怖い話し。

    『茉莉花』は別の短編集にも入ってて読んだはずですが
    何度読んでも泣けてくる!これは悲しすぎる(T-T)

  • 再読。
    復刊ブームなのか、17年前の作品が店頭に沢山並んでたので読んでみたくなった。
    好きだった女流ミステリ作家の一人。

    全般的に人情的で普通ぽい。
    表題作「盗まれて」と「ゴーストライター」は皮肉が効いて面白かった。

  • 読みやすいし、話の切れ味もまずまず。

  • 2010/06

    二つ目の話が好き

  • 手紙や電話にまつわる短編集。
    ざらっとした後味。

  •  推理小説って、最初に出てくる人間がいつも怪しいの。
    「そして誰もいなくなる」は、定石通りって感じなんだけど、
    本歌どりだからそんなものなのかもしれない。
    でも、面白かったよ。
    「盗まれて」は電話や手紙にまつわる短編集。
    今邑彩は、夢中になってたら周りが真っ暗になってた、ような恐怖感がある。
    ぞっとするとか、背筋が冷たくなるのではなくて、
    やんわりとじわっとくる、そんな怖さだ。


  •  【 Story 】

     公園で偶然出会った老夫婦。
     彼らは愛犬『ポチ』を連れた私に気さくに話しかけて来た。
     犬好きそうな老婦人に、
     私は自身は犬を飼わないのかと尋ねた。

     『私は犬を飼ってはいけないのです。もし飼ったら
      私はまた−』

     彼女が犬を飼えない本当の理由とは。(『ポチが鳴く』)

     『ひとひらの殺意』 『盗まれて』 『情けは人の...』
     『ゴースト・ライター』 『ポチが鳴く』 『白いカーネーション』
     『栞莉花』 『時効』  など、電話や手紙を小道具に
     展開されるミステリ短編を8本収録。



     【 Reading comment 】

     どれも読みやすく一筋縄ではいかない感じのオチ。
     どれが一番印象に残ったかなぁ…
     ラストの意外性は『盗まれて』が驚いたかな
     人は怖い事も思いつけるものなんだねぇ…と。
     『白いカーネーション』は読後何ともいえずせつなかったです。
     息子が母に毎年必ず母の日に赤ではなく
     白いカーネーションを送りつづけたわけ。
     そして受け取りつづけたわけ。 

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