完訳フロイス日本史 1 織田信長篇1 (中公文庫 S 15-1)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122035782

感想・レビュー・書評

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  • 約30年に渡って日本に滞在したルイス=フロイスの日本滞在記。日本史って言っているけど、滞在記もしくは布教記的なテイストが強いと感じた。しかし、一次資料的な感じで当時の寺社、将軍、戦国大名、街の様子も記録しているので戦国時代の様子がわかりやすいシリーズとなっている。第一巻では将軍義輝からお墨付きもらうけど、松永久秀に義輝殺されるからあわわって感じから堺に至るまでを描く。迫害者や弾圧者を「悪魔」ときっぱり書いてしまうあたりがクリスチャンやなぁと思った。

著者プロフィール

ルイス・フロイス

一五三二年(天文元年)、ポルトガルの首都リスボン生まれ。十六歳でイエズス会に入会。六三年(永禄六年)来日。八三年(天正十一年)、日本副管区長から「日本史」の編述を命ぜられる。秀吉の伴天連追放令の後、マカオに退去したが再び日本に戻り、九七年(慶長二年)、長崎で没する。長い布教活動を通し、信長との会見は十八回にわたり、多くの戦国武将との面識を得た。

「2020年 『回想の織田信長 フロイス「日本史」より』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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