完訳フロイス日本史 7 大友宗鱗篇2 (中公文庫 S 15-7)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122035867

作品紹介・あらすじ

キリシタン嫌いの夫人を離別し新夫人を娶って、フランシスコの教名で改宗した大友宗麟は、キリシタンの理想郷を目ざし日向に進出する。島津軍と合戦史上名高い耳川で戦い、敗れて豊後へ戻る…。フロイスはこのころ、豊後で布教に従事しており、その記述は詳細をきわめる。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 菊池寛賞、毎日出版文化賞
    著者:ルイス・フロイス(1532-1597、ポルトガル・リスボン、カトリック司祭)
    訳者:松田毅一(1921-1997、高松市、歴史学)、川崎桃太(1915-、長門市、歴史学)

  • 本書は、ルイス・フロイスの著作『日本史』の一部で、豊後の様子を中心に綴られた箇所である。大友宗麟が自らの本拠地を臼杵に移した辺り以降のことが綴られるのが本書だ。
    「古典を愉しむ」好い時間を満喫出来る一冊…

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著者プロフィール

ルイス・フロイス

一五三二年(天文元年)、ポルトガルの首都リスボン生まれ。十六歳でイエズス会に入会。六三年(永禄六年)来日。八三年(天正十一年)、日本副管区長から「日本史」の編述を命ぜられる。秀吉の伴天連追放令の後、マカオに退去したが再び日本に戻り、九七年(慶長二年)、長崎で没する。長い布教活動を通し、信長との会見は十八回にわたり、多くの戦国武将との面識を得た。

「2020年 『回想の織田信長 フロイス「日本史」より』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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