英国とアイルランドの田舎へ行こう―ダヤンのスケッチ紀行 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122036475

感想・レビュー・書評

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  • 今回の池田あきこさん姉妹のスケッチ紀行は、これまでに読んだイアタリア篇やモロッコ篇に比べるとなんだか真剣な面持ちだ。イギリスの田舎(とりわけコーンウオールなどは)やアイルランドは、ワチフィールドの故郷感が強く漂うからだろうか。スケッチのタッチも、後で写真から起こしたのではなく現地で画いた感が強い。9月から10月にかけての旅のようだが、この地方の風景はなんだか寒そうだ。よく言えば、空気感が透明ということだろうか。アイルランドの農家B&Bに泊ったり、小さな街のパブを巡るのは他では得られない楽しみだろう。

  • スケッチは全てフルカラーとなっており、写真で見る風景よりも伝えたいものや印象に残ったものがよりストレートに伝わってくる。全体を通してとても明るい雰囲気を感じる。
    イギリスもアイルランドも物語や伝承がたくさんあり、きっと著者も楽しかったに違いない。田舎町を巡る旅で、宿泊はB&Bのためその土地の人の日常を感じることができる。また著者はミュージックパブによく行くようで、まるで陽気な音楽さえ聴こえてくるようだ。
    この本を通じて私自身も旅してみたい気持ちになった。

  • w

  • アイルランドには近いうちに絶対行く!その時にまた読み返そう

  • スケッチ紀行2弾。
    巨石文明にムーア。ビールにスコッチ、音楽。
    家を抱きしめる木が印象深い。
    地図で見ると小さな国なのに、旅すれば広大な雰囲気。

  • 大好きなスケッチ紀行のうちの一冊。しかも私の好きなイギリスの旅!
    作者同様、イギリス郊外を旅行したことがあるので、のどかな田園風景や美しい庭園に彩られた家々を懐かしく思い起こしながら、ページを繰りました。

  • わちふぃーるどの詳細を求めて、作者が旅に出たときのスケッチ付き旅行記。そういう目的を聞くだけでも、やっぱり人間の想像力は何かしら元ネタがあるんだなぁと思った。
    基本的に田舎での散歩が好きなので、アイルランドは絶対行ってみたいと思えた。道を塞ぐほどの羊や牛を見たい。ヒッチハイクしてみたい。

  • 著者の旅スケッチ本。

    都会ではなく、田舎巡りなので楽しい。
    自分ではなかなか行き辛いところの話やものが、イラストつきで細々と記録されています。

    とっても好きなのですが、手書き文字が少し読みにくいことがあるので、★ひとつマイナス。

  • わちふぃーるどの著者が、姉妹でイギリスとアイルランドを旅行した紀行文です。
    落ち着いた町並みが、温かいタッチで描かれています。
    かつてはロンドンなどの大都会が好きだったけれど、今は田舎に惹かれるという著者。私と一緒です。
    都会よりも、田舎の方が変貌が早い、という意見に、うなずけます。

    旅の足はレンタカー。旅人なのに、次々にヒッチハイク客を乗せていくという大らかさ。
    ゆったりと旅を楽しんでいる様子が伝わってきます。
    時々、道に迷ってぐるぐる同じ場所を通ると、いたずら妖精のせいだという辺り、かなり現地の人っぽいなと思います。

    妖精の森は、ミニオンのハーラース・ストーンサークルとコマネラだと、現地の人はいうそうです。
    今度旅行する機会があったら、訪れてみたいもの。

    彼女のわちふぃーるどは、コッツウォルズの辺りをモデルにしているそうです。
    もともと、そのわちふぃーるどの世界をより広げるための旅行とのことで、実際のカントリーサイドを楽しみながら、どんどんとイメージを膨らませていく様子が語られます。
    フットパスを歩き、夜はパブで楽しく過ごす日々。
    観光客ではなく、住人のような過ごし方を送っています。

    ただ、イラストは可愛いけれど、正直文章はそっけなく、あまり魅力的には思えないのが残念なところ。
    最後に(文章強力:加藤吹聡子)と書かれており、ほかの人の手が入ったものと分かりますが、それでもなんとも味気なく感じます。
    イラスト主体で、補足のメモを加えるという形式の方が、読んでいて楽しめそうに思いました。

  • なかなか面白いです。

    池田さんの著書は、スケッチ旅行シリーズが一番好き。

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著者プロフィール

東京吉祥寺生まれ。1983年、革小物専門店「わちふぃーるど」をオープン。猫のダヤンが人気のキャラクターとなる。この頃からダヤンを主人公に物語を描き始める。1988年『ダヤンのおいしいゆめ』で絵本作家デビュー。本作品の続刊となる『ダヤンとジタン』のほか、「コレクションブック」シリーズ、「ダヤンのスケッチ紀行」シリーズ、「ダヤン画集絵本」シリーズなど著書多数。山梨県南都留郡河口湖町には、ダヤンの常設美術館「河口湖木ノ花美術館」がある。

「2019年 『猫のダヤン ex ダヤン、クラヤミの国へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池田あきこの作品

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