- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122036734
感想・レビュー・書評
-
吾妻鏡(中)であるが、まだ頼朝の時代の記載であり、鎌倉幕府全体の記載ではないのかなと思い始めた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もともと長い物語なので、作者、というか語り手が何を重視して何を端折るかによって様相は変わって来る。この作者は畠山重忠と千葉常胤を贔屓めに描いている。反面北条一族は政子以外は影が薄い。上巻では頼朝の側に控えていたのは常に時政だったが、この巻では景時と広元がそれに代わっている。
-
鎌倉殿の13人に関連して図書館で借りた。平氏滅亡,奥羽討伐,頼朝入京。頼朝は徹底している。頼朝一人ではなく側近を含めてだけど。
-
鎌倉殿の13人つながり
-
源平合戦真っ只中。
一ノ谷の合戦後に義経くんが頼朝くんにわかりやすく嫌われ始めたところから、この巻はスタート。
根暗な頼朝くんが平家討伐のMVPである義経くんを追い詰め、彼を匿った奥州藤原氏もぶっ潰し、征夷大将軍になって鎌倉幕府を開き、他の兄弟も蹴落として、娘を帝に入内させようと朝廷への政治活動を始めるところまで。
いずれにしても、源頼朝くんて根暗でジメっとしてて、実際には何してたんだかわかんないタイプで、こんなのが後に武士の神さま的存在だなんてイメージ悪いな~。
鎌倉が世界遺産どころか観光地としてもパっとしないのは、なんか頼朝くんに嫌な目に遭わされた人たちの怨念が強すぎるからかな~って思いました。 -
レビューは上巻にまとめて書きました。