- Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122037663
感想・レビュー・書評
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言わずと知れたターミナルケアの議論における古典。ただキューブラー・ロスは次第に臨死体験とか精神世界のほうに行っちゃって、精神科医というゆり宗教家とか神秘家になっちゃったって批判されたらしいので、むしろ続編も読んでみたい的な…(´・Д・)」
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再受験の勉強中に息抜きで読んでみたら, 涙が止まらなくなって困った。
子供ができてから涙腺がゆるみまくってる。 -
末期患者200人への直接面接を基にした、終末医療を考える上で聖書とされる一冊。死は「瞬間」ではなく、否認・怒り・取引・抑鬱・そして受容から成る「過程」である、というのが著者の到達した結論だった。
本の中で再生不良性貧血により17歳の若さでこの世を去った少女との面談の記録があった。その当時、「治療できる見込みも有用な方法もない」と医師から宣告された病気。現在は骨髄移植等の方法で9割近くの患者が生存できると知った。ああ、医療の発展とはまさに数え切れぬ命を散らした先人の礎・・・。
ただ、キュブラー・ロスが終末医療にあまりに身を捧げ過ぎたために、晩年は輪廻転生とかチャネリングとかの思想にのめりこんで、半ば追放という形で医学界を去ったのはたぶん知らないほうが幸せな事実。 -
配置場所:摂枚文庫本
請求記号:146.1||K
資料ID:50900046
医療従事者(薬剤師)を目指す学生として「生と死、生命の尊厳」
「患者、家族の心」について考えてみませんか?
(臨床薬剤学研究室 岩﨑先生) -
末期患者へのインタビュー集と、それを通じて、末期患者へどのように接すればよいかの考察。
率直になれ、が一つのキーワードなのか。 -
死の宣告を受けた人間はどうなるか、をつぶさに観察して書かれた名著である。
著者は死にいく人にどんな気持ちですかとインタビューして回る。それは残酷なことだろうか。実は患者にとってそうではないことがこの調査によって分かる。それは救いになることもあるのである。死ぬ心構えをするために読みたい本。 -
末期患者とその家族へのインタビューの記録。
死ぬ側=自分として心境の変化を考察したく手に取ったのだけど、医師や看護師、家族など看病する側向けという感じ。病を得た人への接し方に迷いがあるときに読むと何かしら得るものがありそう。
日本だと重さが違うけど、生死を意識する局面における宗教の役割の大きさを強く感じさせられた。
人生において生き方と同じくらい幕の閉じ方だって大事なものだ。患者から医師・看護師への不満はつきものだと諦めがちだけど、いずれ終わるからと妥協せずこの本のように互いに歩み寄る姿勢を持ちたいと思った。
自分の死であれ他人の死であれ、人間的尊厳というものを大事にしたい。 -
264ページ
ボーリング ← ボウリング
305ページ
頼り ← 便り
(2010年5月30日の第12刷。
それ以降の増刷分は、正しくなっているかもしれません)
(2013年3月12日) -
『ぼくらの頭脳の鍛え方』
書斎の本棚から百冊(立花隆選)20
死
人間の死について書かれた最も有名な本。