海賊モア船長の遍歴 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
3.94
  • (15)
  • (19)
  • (15)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 111
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122037946

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 淡々として、しかも文庫2段組…
    飽きずに読めたので面白いと思う。凄い面白いと
    も思わないが史実を元にしているで海賊業を理解できた。?

    内容より文庫2段組が気に入りました!!!
    是非、採用してほしいですね。2冊より1冊の方が楽チンなので笑

  • 事実しか述べない淡々とした描写なのに、
    なぜ、
    登場人物たちの心の揺れ動きが、
    こんなにも伝わるのだろう。

    文庫二段組という珍しい作りを生かした、軽快なのだが文章が心に響く小刻みな改行。
    船のことなど全く知らない人でも驚くモアの奇策。
    船長モア、男爵、大樽、爺さんなどなど、魅力的なキャラクター。
    本当にどれを取っても素晴らしい。

    物語の中にあえて物語を一旦中断し、短めの解説を入れることにより、まるで史実を追っているかのように感じる。
    「男爵」「赤ひげ」など愛称で呼んでくれるので、外国人の名前を覚える必要がないのもありがたい。

    時間を忘れて熱中した。
    間違いなく最高のエンターテイメント小説。


  • 海賊討伐のために海に出つつも、海賊船となった「アドベンチャー・ギャレー」。その船長になったモアとその仲間たちの遍歴とは。

    面白かった!
    モアがキッド船長の元を離れ、アドベンチャー・ギャレーの船長となるまではややまどろっこしいが、それ以後の展開は折り紙つきの面白さ。
    それぞれの特徴がそのままあだ名になった、個性豊かな仲間たちに囲まれた、胸躍る大航海小説である。

    船長であるモアの人物像が、面白い。
    いわゆる、圧倒的なカリスマがある、というような人物ではない。常識人で、理性的で、それでいて一人の人間らしい、大勢の仲間を率いることの責任と不安を抱えた人物である。
    そんな彼が、時に自信を失いながら、時に仲間に励まされながら海賊船の船長として、しっかりと地に足のついた考え方をしようと努力するさまが、いい意味で庶民的(笑。海賊船の船長なのに)で、興味深かった。
    奇人超人大集合の某海賊マンガも大好きだけれど、こういう船長像というのも、なんだか逆に新鮮で好印象を持ったな。

    話のほうも、当時の時代状況がわかりやすく書いてあるうえに、話の緩急のつけ方が上手くて、非常に面白かった。
    (ただ、個人的にひとつだけ残念なのは、日本刀にあれだけ入れあげていた「プラトン(船の乗組員である刀鍛冶のあだ名です)」が、あの野太刀を見てどういう反応をしたのかを、ぜひとも書いて欲しかった!ということ。)

    万人に自信を持っておすすめできる一冊。

  • (リリース:あやさん)

  • 今この「海賊」本を読んでいます^^聞いた事のある名前も出てきたりで
    面白いですよ!そして、海の上の恐ろしさや海賊としての大変さを感じた!
    漫画ワンピースのルフィ達って、本当強いよなぁ~なんて思ったり(笑)

  • 非常に話に起伏があって、読ませる。なんと言っても脇役を含めたキャラクターが個性的で活き活きしている。続編が読みたい!

  • NHK-FMの青春アドベンチャーで昔やっていました(全20回、これは長い)。原作が文庫本になっていたので一気読み。中公文庫ってことと作者が失踪しているということに、ちょっとびっくり。続編が角川文庫で出ているそうです。海賊物はいい。モンテーニュのエセーが読みたくなりますが、現在、入手できず。

  • 大航海時代好きには読み応えのある冒険小説。
    海賊vs海賊のやりとりもだけど、vs商戦の相手の手強さも良かったです。
    続編も角川文庫で出ているようなので、読んでみたいところ。

  • 【失踪中の多島斗志之さんの息子さんが情報提供を呼びかけ中】
    身長170cm位痩せ身、
    ぐるりとツバのあるサファリ帽・眼鏡着用の可能性高、
    黒髪、ヒゲ(あご髭は白)
    目撃情報などは息子さん(Twitterで @suzilard 宛 or ブログ<http://ameblo.jp/suzilard/>)か、伏見警察署 生活安全課  0756020110 へ

  • 海賊の船長の話し。
    個人的にONE PIECEを思い出した。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1948年生まれ。広告ディレクターを経て、1985年『〈移情閣〉ゲーム』でデビュー。おもな著書に『症例A』『離愁』など。丹念な取材と計算しつくした文章で、一作ごとにまったく異なる世界を緻密に描きだし、本読みを中心に高い支持を得る

「2016年 『感傷コンパス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

多島斗志之の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

海賊モア船長の遍歴 (中公文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×