日本人の内と外―対談 (中公文庫)

  • 中央公論新社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122038066

感想・レビュー・書評

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  • 文明・文化に造詣の深いお二人の「日本人の内と外」という対談本、内容は
    はしがき 司馬遼太郎
    Ⅰ日本人論の成立 
     日本人論の系譜 日本人論の背景 日本社会の特徴
    Ⅱ日本の性格
     結節点のある国 日本人の合理主義とリアリズム
     日本的秩序と普遍性 だれが能力を発揮するか
     技芸と正義をめぐって 西郷隆盛と大久保利通の違い
    Ⅲ都と鄙の文化
     「鄙」が「都」へ流入する 都会の成立条件
     「夜の文化」のはじまり 都市と農村の相互理解
     公文化と私文化の中間 志ある都市構想
    Ⅳ日本人の典型
     『木曜島の夜会』の日本人 変わり者の典型
     宮本武蔵と西遊記 日本人の清算主義
    Ⅴ日本人の自己表現
     儒教国でも仏教国でもない 日本人とはなにものか
     住民意識と神国日本とのあいだ 異質文化との接触
     日本国憲法の意味 大衆社会のなかで
    あとがき 山崎正和

    今、テレビで「ユーは何しに日本へ」とか「日本にご招待」という番組があるが、日本人が歴史的に育み積み上げてきたことが世界の人間にインパクトをあたえているという現象が紹介されている。
    昭和の時代のお二人の対談である日本人がⅠ〜Ⅴの対談のなかで語られていた中身にヒントが多数ありました。

  • 14/5/17読了

  • 対談内容もさることながら、司馬遼太郎がはしがきとして巻頭で、山崎正和があとがきで、対談の相手について書いている文章は、お互いの観察眼、人物観がよく表れていて面白く、そこそこ必見じゃないかと思う。
    とくに文庫版のあとがき。これは司馬遼太郎ファンにはぜひ読んでみてほしい。

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著者プロフィール

司馬遼太郎は、1923年、大阪市生まれの日本の歴史小説家・エッセイストである。故人。
本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
特に歴史小説の大家として知られ、代表作は「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「菜の花の沖」「花神」「世に棲む日日」「梟の城」「関が原」「功名が辻」「国盗り物語」「街道をゆく」「十一番目の志士」「城をとる話」「風神の門」「二十一世紀に生きる君たちへ」他多数。その多くが大河ドラマ化、テレビドラマ化、映画化、コミック化などの形でマルチメディア展開されている。

司馬遼太郎は産経新聞社記者として在職中の1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞。
1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。
戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。
1996年2月に72歳で逝去。
2001年には、東大阪市の自宅隣に司馬遼太郎記念館が開館。

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