ジョン・レノンラスト・インタビュー

  • 中央公論新社
3.12
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本棚登録 : 78
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122038097

作品紹介・あらすじ

死の二日前、ジョンがヨーコと行なったロング・インタビュー。ロンドンでの二人の運命的な出会い、ビートルズのこと、五年間の至福に満ちた私的な暮し、その後再開した音楽活動…。率直に本音を語り尽くした魂のメッセージは、没後二十余年の今なお心に響く。

感想・レビュー・書評

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  • 銃弾に倒れる二日前のインタビュー。
    活動再開で、「さあ、これから」という意気込みがインタビューからもうかがえる。止まってしまった時間を、このインタビューで取り戻せる気がする。
    新しいものは、もう生まれなくなってしまったが・・・。

  •  池澤夏樹の翻訳によるジョン・レノンとオノ・ヨーコ揃っての最後のインタビュー。
     ジョンが凶弾に倒れるわずか二日前のBBCによるインタビューだ。
     あとがきによると、BBCの原書が、言い淀みや間接句の類まで、再現しようとしており、日本語への翻訳時もそれに忠実に従ったとのこと。
     そのためか、ところどころ読みづらく、何を言っているのか判然としない箇所も多い。
     生生しさが再現されている、ともあまり思えない。
     そもそも、会話で交わされたインタビューの内容を聴くことが、最も生の状態にふさわしく、それを英語で文章化した時点で、鮮度や正確さは落ちていると思う。
     さらにそれを英語から日本語に翻訳しているのだから、何重ものフィルターを通されてきてしまっているようなもの。
     不純物が取り除かれた、というよりも、「話し手」と「聞き手」の会話の輪郭がぼやけてしまったとしても、それは仕方のないことなのだろう。
     ジョン関連の本をすでに多く読んできているからか、インタビューの内容に関しては、それほどビックリするような新事実もなく、とりとめのないおしゃべりという訳でもなく、なんというか可もなく不可もなしといったところだろうか。
     ただ、最後の質問が暗示的な響きを持っている。
     それはニューヨークという町についての質問。
    「最近のお二人はプライベートな暮らしと安全感についてどう思っていらっしゃいますか」
     これに対してジョンはこう答えている。
    「人が来てサインをねだったり、やあって言ったりはしても、決してこっちを困らせはしない」
     この二日後、困らせはしないどころか、ジョンは「やあ」と言って「サイン」をねだってきた、マーク・チャップマンという男に、そのニューヨークで殺されてしまう。
     最後に、余談になるが、池澤夏樹氏のファンだとしても、この本まで買い揃える必要はないと思います。
     ジョンのファンであればともかく、池澤夏樹氏は翻訳と、4頁分の前置きと、同じく4頁の「訳者あとがき」を書いているのみです。

  • (2017.07.20読了)(2017.07.18拝借)

    【目次】
    新世紀にジョンとヨーコを読む  池澤夏樹
    二人の出会いと『ウェディング・アルバム』
    記念碑的な『イマジン』
    『シェイヴド・フィッシュ(ジョン・レノンの軌跡)』の頃
    活動の再開と『ダブル・ファンタジー』……
    訳者のあとがき  池澤夏樹

    (「BOOK」データベースより)amazon
    死の二日前、ジョンがヨーコと行なったロング・インタビュー。ロンドンでの二人の運命的な出会い、ビートルズのこと、五年間の至福に満ちた私的な暮し、その後再開した音楽活動…。率直に本音を語り尽くした魂のメッセージは、没後二十余年の今なお心に響く。

  • 2013.1.22

  • 子育てに関するエピソードが面白かった。

  • 09

  • 8月10日読了。1980年の12月6日、ジョン・レノンが射殺されるまさにその2日前に行われたインタビューの記録。主夫として表舞台から遠ざかり、新アルバム『ダブル・ファンタジー』リリース直後のジョンはナーバスになっておりインタビューは当初35分が予定されたが、話し始めると興に乗り3時間15分にも及んだのだとか。ジョンとヨーコが、自分たちにとって大事なこと・哲学・世界や周囲の人々に対して実に真摯に、整理された思考を持っており、またそれを他人に実に率直に語ることに驚く。「キリスト以上」と言われる(自分で言ったんだったか)ほど世界一の有名人となり、その立場に押しつぶされるでもなく責任を放棄するでもなく有頂天になるでもない。ジョンが若くして死んでしまったのは残念でならないが、このような長いインタビューが直前に記録され、それをこうして我々が読めることは幸せなことでもあるのだと思う。

  • 請求記号:764.7/レ
    資料番号:011341195
    比類なき夫婦の軌跡をたどる3冊②
    死後30年の時を経てもなお、その存在感は薄れることのないアーティスト・ジョン・レノンと、その妻という立場に臆することなく、二人が目指した愛と平和のメッセージを世界に発信し続けるオノ・ヨーコ。
    凶弾に倒れる2日前に行われたこのインタビュー記録から、対等である夫婦関係や個々の創造性を垣間見ることができます。

  • ジョン。レノンが死の2日前に受けたインタビュー。
    完全にファン向け。ジョン自身が死を予期していた分けではないので、死を感じさせる内容などは…まぁあることはあるけど(1.2行)、ロッキング・オンとかに収録されていそうな内容が延々続く。俺は世代が違うので先入観を一切持たずに読んだけど、ビックマウスというわけでもなく、カリスマ性のある心に響く言葉が出る分けでもなく、少し弱い普通の人と言う印象だった。知識が少ないファン以外には辛いと思う。

  • 池澤夏樹さんの、訳が・・・わかりにくい^^;
    やっぱりこれはインタビューだったからこんな訳にならざるをえなかったのかな。ラストのインタビューということで感慨深くはあるけれど、語られている内容は、ジョンレノンの評伝を読んだりしていると、特段目新しいことはなかったかなあ。二人の言葉から直接聞くだけに、より信憑性はあるよね。でも詳細は詳細過ぎて、ちんぷんかんぷんだったり。

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