長安異神伝 (中公文庫 い 92-6)

  • 中央公論新社
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本棚登録 : 151
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122038219

感想・レビュー・書評

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  • キャラの掛け合いが楽しく、面白いです!

  • 宮部みゆきや、小野不由美ほどの精巧さはないものの、引き込まれる。
    登場人物に、そこまでの魅力を感じないけれど、応援したくなる。
    読み終わる頃には次が気になってしまう。
    そんな一冊でした。

  • 手持ちにあるのは徳間文庫版なのですが、今はこちらの出版で出ている様なので差し替えてます。ちなみに徳間文庫版では、陳淑芬さんの美しいイラスト画の表紙になっていまして、イラストに惹かれたのもありましたが(それこそ、ジャケ買いの様な(苦笑)。)ストーリー展開も面白かったので、その後全巻買ってしまいました;。

  • 天界の神と人との間に生まれた神“二郎”が悪と戦うという、良くあるパターンでありましたが、そこはそれ形式美というもの。なかなかに面白うございました。太鼓持ち的役どころの東方朔もやる時ゃやるし、犬の崑崙黒も見せ場がありました。次はどのような事件があるのでしょう。

  • 「長安異神伝」の記念すべき一作目。人間界に二郎真君が降りてきて大活躍するというストーリーなんですが、二郎神は半神半人なもんで悩んじゃう。でも天軍総帥なので無茶苦茶強い。こういうスッキリする小説を書いてた井上さんが柳絮で筆を折られたのは残念至極。でもまだ流通してるし古書店なら安いし 読んだこと無い方は手にとって絶対ソンはしません。

  • 20120102
    10日間

  • ブクログの談話室でオススメされていた

  • It took me a lot longer than I thought to get into this book (so much kanji!). I just might have to revisit this book when my vocabulary and kanji reading skills are much better.

    But I did manage to get most of the story and I actually liked it. I've read a lot of reviews for this book and among the many comments that were posted, a lot mentioned that the main character, 二郎真君, was super mega awesome to say the least. After finishing the book, I'm going to have to readily agree to this. He's like the Hercules of ancient China :D

    I'm giving this a 3 star only because I struggled so much with the reading difficulty. I debated whether to give it a 4 star instead, but I'm afraid I found it too difficult to read to enjoy it completely.

  • 唐代前期が舞台
    半神半人の二郎真君が長安で様々な事件や出来事に関わっていくというシリーズの一冊目。


    神話中の人物である二郎真君(楊戩)・東方朔と愉快な仲間たちと、歴史上の人物である魏玄成との絡ませ方や話の進み方に無理がなくいっそファンタジーのような感覚で読み進められました。

    それぞれの登場人物も個性があり、コメディのような時もあります。
    アクション…重視、というわけではなく巻が進むにつれてロマンス成分も増加。

  • 二郎真君は本当に格好良くて、東方朔の性格も物凄く好きなのですが、この方の書かれる戦闘シーンは個人的に残念です。かなりの見せ場だと思うのですが、美化し過ぎだと思いました。戦闘シーンに華やかな描写を入れられると一気に萎えてしまいます……。

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著者プロフィール

井上祐美子
姫路市生まれ。神戸大卒。『長安異神伝』『桃花源奇譚』
などで人気を博した後、本格的な中国歴史小説に取り組み、『桃夭記』で吉川英治文学新人賞候補となる。『五王戦国志』『非花』『海東青 摂政王ドルゴン』『臨安水滸伝』『公主帰還』『紅顔』『朱唇』『青天 包判官事件簿』ほか著作多数。

「2022年 『新装版 桃花源奇譚4 東京残桃夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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