ショスタコーヴィチの証言 (中公文庫 )

  • 中央公論新社
3.67
  • (3)
  • (2)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 57
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122038523

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • -ここには、不愉快で、悲劇的ですらあるたくさんの現象、また、陰鬱で、胸の悪くなるような何人かの人物が描かれている-

    世界的作曲家が、死後、国外での発表、を条件に、スターリン時代に生きた芸術家たちの過酷な真実を吐露している。重い話ではあるが、あまりに率直で虚飾のない言葉に、ついつい引き込まれる。ある意味、偉大な悪口本。お酒を片手に、脳みそにもゲップさせながらお読みください。

  • これを読んで以来、無性にショスタコを弾いてみたくなった。
    これが最初に出版された時はかなり大スキャンダルだったんだろうなぁ・・・
    掛け値なしに面白いです。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1944年、旧ソ連タジク共和国生れ。アメリカを拠点として活躍する音楽学者・ロシア文化史家・ジャーナリスト。1959年、レニングラード音楽院付属特別音楽学校入学。レニングラード音楽院卒業後、雑誌『ソヴィエト音楽』の編集員を務める。1976年、アメリカに亡命。著作に『ショスタコーヴィチの証言』(中央公論社、1980年)、『チャイコフスキー わが愛』(新書館、1993年)、『ロシアから西欧へ――ミルスタイン回想録』(春秋社、2000年)など。

「2018年 『ショスタコーヴィチとスターリン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ソロモン・ヴォルコフの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×