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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784122038851
みんなの感想まとめ
歴史と冒険が交差する本書は、インカ帝国の興亡を物語風に描き出しており、読者を魅了します。著者は、実際の記録を丹念に読み解きながら、想像力を働かせて帝国の栄光と悲劇を伝えています。ペルー旅行の予備知識と...
感想・レビュー・書評
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ペルー旅行の予備知識として。物語風味に描かれているので、とても読みやすい。文献をひきながら筆者が一番わくわくしていたであろうことが伝わってくる。現在はマチュピチュは「太陽の都」ではなかったというのが定説らしいが。
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[崇高なりし興亡]インカ帝国の興りから滅亡までを描いた作品。実際の記録を丹念に読み解くとともに、ときに想像力を羽ばたかせながら、在りし日の帝国の面影への近接を試みています。著者は、東京大学の名誉教授も務められ、中南米を旅したときの衝撃が研究を後押ししたと語る増田義郎。
旅番組などでマチュピチュが特集されているのを見たことがあるといった程度の知識量だったのですが、本書は建国神話にまで立ち入りながらインカの歴史の流れを説明してくれており、非常に興味深く読むことができました。また、無味乾燥な事実記述型の文章でもないため、読者の側も想像力をたくましくしながらインカの栄光を後追いできるところが魅力的です。
また、冷酷無比な侵略者としてのイメージが強いピサロに、倫理観とはかけ離れた視点からの評価を投げかけているところも新鮮でした。インカ帝国側にも(当然と言えば当然なのですが)様々な問題が存在していたことを記述するなど、全体としてバランスのとれた作品になっていると思います。
〜ひとはウルバンバ、ビルカバンバの地に足を一歩ふみ入れた瞬間に、宝のことなど、どうでもよくなってしまうほど大きな、あるひとつの魅力に取りつかれるだろう。その魅力とは、ひとつの偉大な帝国を独力でつくりあげ、そこにうみだしたよきものを、侵略者の手から守るため、数十年の長きにわたって、千仞の谷間のけわしい峰々の奥に、生活と信仰の本拠をきずきあげ、独立心と自負心をすてなかった高貴な民族のたましいのかおりである。〜
中南米…...行きたいけど遠いなぁ☆5つ -
2010年2月5日読了
インカ帝国の滅亡前後の様子を小説風に仕立てた物語り、元の原稿が古いので、採っている説が古いところもあるのではないかと思ったが、その当時を想像できるようなストーリーになっており、読み物としてはおもしろかった。やはり強大な文明を誇ったインカがなぜあんなにも簡単にスペインにやられてしまったのかは腑に落ちない点があり、これからも色々な説明がなされるのだろう。 -
インカ文明の細かい説明を求めて読んだが
タイトル通り、滅亡の歴史を中心に書かれていた。
それだけインカ文明は謎ということなのだろうか・・。
コリカンチャの黄金装飾をぜひ見てみたかった。 -
これすごい面白かったー。
文明が滅ぶってのは切ないけどドラマよね
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