奇貨居くべし 火雲篇 (中公文庫 み 36-2)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122039742

感想・レビュー・書評

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  • 次は、黄河篇。

  • 「キングダム」では、悪役の呂不韋だが、本書では、美男で愚直で誠実なヒーロー。
    その青春時代。
    荀子の言葉が興味深い。

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  • 孟嘗君が出てきた。色々繋がってますね

  • レビューは最終巻にて。

  • 戦乱の中で呂不韋は囚われの身となる。待ち受けていたのは奴隷という立場であった。順境にあっても逆境にあっても彼は問い続けた。問うことと疑うことは似て非なるものだ。偉大な人物はおしなべて我が身の不遇を嘆き運命を疑うことがない。自分を含む世界を突き放して客観的に捉える。なぜなら不幸も幸福も移ろいゆくものであることを自覚しているためだ。万物は流転する。ゆえに流転する万物を達観し好機を待てばよい。
    http://sessendo.blogspot.jp/2014/10/blog-post_29.html

  • 紀元前3世紀中国戦国時代に、秦の始皇帝の父・荘襄王を擁立させた、呂不韋という人物の生涯を描いた作品。荘襄王が趙の国に人質となっていたとき「奇貨居くべし(価値のあるものだ、手に入れるべき)」といって跡継ぎにした。
    呂不韋はもとは商人の家の子で学もなく何もないまま家を出るが、旅の途中で和氏の璧という宝を拾ったことから人生が変わる。趙、楚の上の人と知り合いになり、荀子という師にや唐挙という有名な人相見や孟嘗君と出会い、人々を助け、助けられながらやがて王の宰相となる。人とは何か、人を知るとはどういうことか、と常に問いかけながら私欲なく生きてきた生涯が胸を打たれる。

  • 感想は天明篇にて

  • 勢いで二巻目目。
    相変わらずの魅力的な呂不韋。
    個人的には高睟が気に入っている。

  • 和氏の璧を無事秦の国から守り、りんへ運んだ呂不韋は病に倒れる。
    そこできふくに助けられ、息を吹き返す。
    そのまま邯鄲へ向かうはずが、1日遅れで秦からの攻撃を受け、秦の奴隷となってしまう。
    しかし、そこで呂不韋は忠実な僕となる雉(ち)、孫子に出会い、蔽いがとれる。
    穣から抜けだした、呂不韋は小環や人相見の唐挙と出会う。
    唐挙はすぐに呂不韋が大きな器を持っており、ある国の宰相になることを見抜く。
    唐挙からの寄付金を慈光苑を届けに行った先で、孟嘗君と出会い、彼に連れだって薛(せつ)へ。
    そこでも魯仲連など、有名な士と出会い呂不韋は成長していく。
    その後、行方不明となった小環を探し、再び慈光苑へ辿りつくが、そこで孟嘗君の死を知る。

    この巻では呂不韋をより大きく深みをもった人物にさせていく人物が登場します。
    孫子と孟嘗君。
    私が思うに孫子は呂不韋の精神世界の、孟嘗君は呂不韋の世俗世界の基礎を作った人ではないでしょうか?

    「国の余毒」
    「青という色がある。その色は藍という草から取るが、藍よりも青い。人は青になりうるのだ。」

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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