ダヤン、わちふぃーるどへ―わちふぃーるど物語〈1〉

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122041134

感想・レビュー・書評

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  • 長編シリーズ1作目。
    ダヤンという猫が、私たちのいるような世界・アルスから、わちふぃーるどという動物たちだけの暮らす不思議な世界にたどり着く。
    すべてが新鮮で、けれど住民の暮らしはいたって普通。その世界に憧れる。

  • ダヤンの物語の最初にあたるお話。
    ダヤンが生まれ、わちふぃーるど に行き、そして冒険をする。
    ダヤンとその友達について大切な情報がたくさん詰まっている本のため、ダヤンやわちふぃーるど に興味を持っている人にとっては必読書でしょう。

    キャラクターがそれぞれ動物のため、印象に残りやすく名前が覚えやすい。
    文章も読みやすく、世界観もつかみやすいため、一気に読み進めることができる。
    挿絵がまた可愛らしい。

  • グッツでお馴染みのダヤンの小説。友達ができるまではちょっと寂しいですが、可愛らしい友達が出てくるのので、楽しいです。
    ダヤンが「わちふぃーるど」に来た理由が気になります。

  • 今さらですが…わちふぃーるど の本、初めて読みました。思っていたより猫すぎず、良かったです。

  • 嵐の晩、雷鳴とともに生まれた猫のダヤン。飼い主のリーマちゃんや母猫・弟猫と、地球で子猫時代を送っていた。そんなある日、雪の魔法で不思議の国「わちふぃーるど」へ。そこは動物たちが平和に暮らす世界だった。街の危機に立ち上がり、仲間とともに冒険の旅へと出る。待望の長篇ファンタジー・シリーズ「わちふぃーるど物語」第一弾。「ダヤン、きっとあんたは特別な猫よ」 風も雨も稲妻も、ダヤンが生まれるときを待っていた…。ダヤンの誕生、そして不思議の国わちふぃーるどへやってきたダヤンの、はじめての冒険を描く長編ファンタジー。
    (「BOOK」データベースより)

    でてくる動物たちがすごく可愛い。でもそれだけじゃない。設定が細かくされていてなるほどってなるところが沢山ある。子供向けのファンタジー小説というよりは、大人に読んでほしい内容になっていると思う。今回とても残っている言葉が、エルフの王様の「時計……。時を計るものじゃな。時の重さはその時々で違うのにどうして計れるんじゃろう。」ダヤンはこれは長さを計るものじゃないかしらと返してるけど、たしかに時って計れるようなものじゃないのに無理に計ってその中でせかせか生きているんだなーと考えさせられた。

    わにのイワンがいい奴すぎて惚れた!なんて男気!ジダンもミステリアスなのにさりげない優しさにメロメロにされる!魅力的な子たちばかりです。

  • 児童向け小説と思い軽い気持ちで読み始めましたが、あっという間に物語の中に引き込まれました。
    主人公の猫、ダヤンと一緒に一喜一憂しながら読み進み、読み終わった頃にはすっかり一冒険終えた様な気分に。
    すぐに次の冒険に出たくなってしまいました。

    まず物語に登場する動物達がとても魅力的。
    イワンの優しさにほっこりし、ジタンのミステリアスな魅力に惹かれてみたり。

    また、押絵が世界観にぴったりあっていて素晴らしい。
    絵本は買い集めない人間ですが、絵本にも手を出したくなりました。

    とても優しい気持ちになれる本です。

  • ダヤンショップに並ぶ数々のグッズたち。このキャラクター達にちゃんと物語があるってすてきだなーと♪

  • ダヤンシリーズははじめの方はストーリーがわかりやすすぎて、ちょっとつまんなかったけど、巻を重ねるごとにわくわくどきどきした。

  • おもしろい!!!!トムのことは悲しいけど、リーマちゃんがいてよかった。ダヤンかわいいし、ジタンはかっこいい。イワンもやさしくて好き。 一番すきは場面はねずみを食べないように一生懸命がまんするダヤンのところです!!!もう、目に浮かぶようでかわいくて、悪いけど笑える^-^

  • ダヤン、わちふぃーるど長編シリーズ第一弾!
    ダヤンがわちふぃーるどへやってくるお話。やっぱりここから読まねば!

    ダヤンが生まれるところから話が始まります。長編をすべて読んでからこれを読み返すと、のちのちのヒントになることが沢山書かれていたんだなぁと気づきました。

    キャラクターとしての「ダヤン」しか知らない人には是非読んでもらいたいです。なぜあんなに人気なのか分かってもらえるかと!
    そして細かい猫の描写は愛猫家を笑わせます(ネズミのくだりとかww)
    長編モノですが、これだけで完結している部分もあるのでこれだけ読んでもOKかと。(でも多分…ほのぼのとした独特の雰囲気に続きを読みたくなるはず)

    私はただでさえ好きだったイワンがさらに大好きになりました。もっとグッズ出てくれたらなぁ

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著者プロフィール

本名:池田晶子。東京都吉祥寺生まれ。
1976年、革工房「わちふぃーるど」創設。1983年に東京都自由が丘本店のシンボルキャラクターとして「猫のダヤン」を描く。その頃から不思議な国・わちふぃーるどを舞台にした物語を描き始め、絵本や画集、長編物語、旅のスケッチ紀行など、多方面で執筆活動を続けてきた。現在までの著書は130タイトルを超える。
2023年はダヤン誕生40周年にあたり、6月の松屋銀座での記念原画展を皮切りに、全国で巡回の予定。

「2023年 『猫のダヤン ポストカードブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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