大帝ピョートル 改版 (中公文庫 B 17-5 BIBLIO)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122041172

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  • 未開のヨーロッパと言われたロシアを一代で欧州一等国まで引き上げたピョートル1世の物語。とにかく行動がめちゃくちゃで、国家というオモチャを与えられた子供が、それを全力で遊び抜いたら、なんと強国が生まれていたというような感じ。ヨーロッパ有数の陸軍国、スウェーデンとの競合。母親、息子との血みどろの抗争。内にも外にも敵だらけ。彼にとってはそれも大きなゲームの一つだったのかもしれません。硬派な歴史小説です。長旅のお供にも良い。

  • ロシア旅行の友として読みました。サンクトを歩きながら歴史に思いを馳せることができました。

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著者プロフィール

1911年モスクワ生まれのロシア系フランス人作家。1935年に処女小説『ほの明かり』を発表して以来、2007年に95歳で没するまで精力的に小説、伝記、エッセイ等を発表した。日本でも多数の作品が翻訳されている。主な著書に、『女帝エカテリーナ』(中公文庫、1985年)、『ドストエフスキー伝』(中公文庫、1988年)、『バルザック伝』(白水社、1999年)、『プーシキン伝』(2003年)、『ボードレール伝』(2003年)、『ヴェルレーヌ伝』(2006年)、『フロベール伝』(2006年、以上、水声社)等がある。

「2023年 『モーパッサン伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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