放浪の戦士〈1〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
4.09
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本棚登録 : 1156
レビュー : 180
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122041479

作品紹介・あらすじ

男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった…。二人の孤独な戦士の邂逅が、一国を、そして大陸全土の運命を変えていく-。

感想・レビュー・書評

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  • うゎ、なにこれ!すごく面白い!!
    1巻しか借りてこなかったよ、うわぁー。早く続きが読みたい。今日図書館休みー!(グルグル)
    こんなふうにワクワクする本に出会えたのは、久しぶりだ。

    皆さんのレビューでもちらほら見かける「十二国記」 まさにその雰囲気。偉丈夫で柔軟な思考を持つウォルと金髪で見目は麗しく且つ人外の能力を持つリィは、尚隆と六太っぽいよな。
    ウォルのおおらかさ、
    一見野生児のリィの思慮深さ、すごく好き。

    勧善懲悪だけど、悪とされるペールゼン侯爵も人格者だというのは存外だった。ただその周囲が小物なのでちょっと不憫。

  • 昨年末に著者の通称弁当箱を読み終えて、文庫版には大幅な加筆があることを知ったからには文庫版を読み直さないわけにはいかないなぁということで、新書版で持っているのに新たに文庫版で読み直し。やっぱり面白いことを再確認しつつ、読み直しです

  • 友人が、「日本人でこの本を読んだことがないなんて、そんな勿体無い話はない」と豪語していたので、手にとった。
    なるほど、よどみなく読める。輸入もののファンタジーの長編は翻訳で不自然な日本語になりがちだったり、文化や歴史の違いから、作者の意図することが察しにくいことがある。和製洋物ファンタジーは、そういった問題こそないものの、三流小説になりがち。しかしデルフォニア戦記は、いわゆる「プロの犯行」。恐ろしいほど完成度の高い和製洋物ファンタジー。
    読みやすさは抜群だけれど、なにせ指輪物語を超える長編だ。クラッシュ・ブレイズまで読み終えるのはかなり先になりそうだ。

  • 放浪の戦士I デル戦

    190329読了。
    今年22冊目今月7冊目。
    #読了
    #茅田砂胡
    #放浪の戦士I
    デル戦デビュー!噂に違わぬ面白さ。解説に金庸好きならハマる、と書いてあったが正に。
    貴種流離譚ってワクワクするよね。

    しかしこの構図、古代の光仁天皇と井上内親王の置かれた状況に似ているなぁ。
    結果的に担ぎ出されるところも。
    これで話を書けるんじゃないか。

  • 再読 続巻省略
    うっかり手を出し2巻に触れたらもう止まらない
    見えてくる景色はまつげびしばしのひとたちの戦記もの
    つまり『サガフロンティア2』画 の『ファイアーエムブレム』で
    それのどこが面白いのかとても不思議なのだが
    作者の腕が長い
    「悪人」でなく「小物」の書き方が抜群に上手い
    『レディガンナー』を読んであらためてみると
    視点主人公に対する「ヒーロー」と「ヒロイン」の置き方が
    どうしても『摩利と新吾』とかあのあたりを思い起こさせる
    王さまはお話の開幕時なぜあそこにいたのか
    なぜ開幕があの「時点」だったのかと思うと
    物語の焦点たる「謎のヒロイン」としてウォル王の造形が
    この作品の成功を支えている
    そうすると「戦記もの」というより「姫」とかの「騎士」の
    「歴史ロマンもの」というべきだが
    ロマンというのも謎なことばである

  • 古本屋へ

  • 再読です。新書版で全部持ってますが、以前から書き足しの部分が気にかかりBOOKOFFで大人買いました。
    結果大正解、やはり外持ち出し要注意の本ですね。
    まだ序盤の幕開けですが、続きを読みたくなる本です。

  • 本屋で何か惹かれて、立ち読み。購入決定。
    帰って読んで、すぐに二度読み。
    結構な回数読み直しています。

  • 201711

  • 男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった-。
    流浪の国王ウォルと、異世界から落ちてきた少女リィ。孤独な魂の邂逅からはじまった旅。真っ直ぐなリィの言葉が心に沁みます。デルフィニア戦記 第一部(全4冊)。

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著者プロフィール

茅田 砂胡(かやた すなこ)
小説家、ライトノベル作家。
1992年に『デルフィニアの姫将軍』でデビュー。
『スカーレット・ウィザード』で、第1回(2001年度)センス・オブ・ジェンダー賞大賞受賞。
代表作に、『デルフィニア戦記』『スカーレット・ウィザード』『クラッシュ・ブレイズ』『祝もものき事務所』の各シリーズ。2013年にデビュー20周年を記念した『茅田砂胡 全仕事 1993-2013』が刊行された。同作の「紅蓮の夢」がきっかけで、「茅田先生の作品を、世界観を、幅広く知っていただくこと。茅田作品をもっともっと好きになっていただくこと」を目的に、「茅田砂胡プロジェクト」が結成。

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