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- Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122041769
感想・レビュー・書評
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江戸時代の古き良き料亭も時代の流れについてゆくことは出来ず、いよいよ経営は立ち行かなくなる。
そんな中、汀子は日々生き抜いていくのだが、胸に秘めた小鈴への想いと、店の経営の不甲斐なさから、どうしてもやりきれない想いを抱いていた。
しかし、幾多の困難を乗り越えるに際して強くなる汀子は、ある重大な想いをもとに家族を、大切な人を、そして老舗料亭の看板を未来へ導こうとする。
実際にある八百善を舞台にしており、実際の舞台があるからこその当時のリアリティが伝わってくる。江戸の伝統的な料理を文章で楽しむこともできる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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