毒言独語 改版 (中公文庫 や 19-16)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122042629

感想・レビュー・書評

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  • 「引用」をご覧いただければと思います。

  • 夏彦最高!!

  • 毒のある発言に愛嬌がある。
    たまぁに冗談みたいな毒を吐く山本さんに胸キュン

  • 昭和初期の生まれの人だから、言葉もたまに古いのを使ってくれて、わからない言葉があったりするのが、またよい。
    辞書を字引って言ってくれる人が、今いるか。

    この本だったかな、アメリカの先住民族は銃と病気によって滅びたのではない。「契約」によってやぶられたのだ、ってあったのは。

  • 山本夏彦の何が好きって、文体がもうたまらなく好き。あんまり好きなので以下、引用。

    ・・・旅をするのは結構である。したければ勝手にするがいい。写真をとるのも結構である。とりたければ勝手にとるがいい。それをアルバムに貼って、ときどき出して見て、一家そろって打ち興じるのも結構である。けれども、あかの他人に見せるのはやめてくれ。・・・

    誰がなんと言おうと知らん。とにかく自分はこう考える。という雰囲気に満ち満ちていて、むしろ可愛い。

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著者プロフィール

山本夏彦
大正4年東京生まれ。コラムニスト、作家。「室内」編集・発行人。昭和22年『中央公論』に発表した「年を経た鰐の話」が坂口安吾らの目にとまり、注目を浴びる。その後、出版社勤務を経て昭和33年、月刊インテリア専門誌『木工界』(36年に『室内』と改題)を創刊し、以来編集に携わった。『週刊新潮』『文藝春秋』などにコラムを連載、一貫して、世相をするどく諷刺する辛口コラムを得意とした。昭和59年第32回菊池寛章を受章。
著書に『日常茶飯事』『編集兼発行人』『死ぬの大好き』『完本文語文』『「室内」40年』『私の岩波物語』などがある。平成14年に10月に死去した。

「2022年 『無想庵物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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