衝動買い日記 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
3.31
  • (6)
  • (11)
  • (28)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 137
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122043664

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • "誰しも、衝動買いの経験があるだろう。著者はフランス語を教えている教授。著書も多数ある著名人。ワインとチーズに目がない。こうした日常品の衝動買いだけではなく、高価な物もついつい購入してしまう。
    フランス訪問時に古本屋をめぐるときの作法の話はとても面白い。フランスの古本屋では、明確に探している本を告げないような冷やかし(ただ見ているだけの)客は相手にしてくれないのだそうな。そこで、希少な本で早々ありそうもない本を毎回店主に告げ、店内を探索するそうだ。ところが、ある日あるはずが無いと思っていた本が「ございます」と言われた時の心境がとても面白い。
    この本のテーマであれば、とめどなくネタがあふれ出るが、日常生活を吐露し続けることにもなり、本気で取り組む場合は覚悟が必要で、著者の覚悟は十分に伝わってくる。"

  • 鹿島茂先生のハードな衝動買い日記。文章がおもしろく、2017年の読み納めにいい感じでした。しかし男性の買い物っていろいろプライドが絡んできて厄介なんだなーとも思いました。ふくらはぎは私も冷えるのでふくらはぎ温め器はほしい!

  • (リリース:淳子さん)

  • 「女たちにはわかってもらえない、男の衝動買い心理をも絶妙に描写した顛末記。」
    とのタイトル通りの内容。

    最近はものを買わない若者が多いというが、誰でも「いいな」と思ったらあまり頓着せずに買うor買いたくなってしまうカテゴリのものはあると思う。
    その決断をしてしまう際の自身の心理的葛藤と、周囲(家族)との軋轢、そして大抵の場合やっぱり買うんじゃなかったという顛末と、それにも拘わらず決して懲りない心理。
    これを1つのアイテムにつき5~6ページで軽快に書いてゆき、なかなか面白い。

    ザ・暇つぶし読書の最たるものな気はするが、自分の衝動買いの顛末を他人に語る際に、思わず本書の影響が出てしまいそうである。

  • 衝動買い。気持ちはわかる。

  • パンツの話まで真面目に語っていて面白かった。
    本当にこれ要る?と思うようなさまざまなものを「衝動買い」している。
    ミュージアムグッズが妙にほしくなるのは分かる!

  • フランス文学者の衝動買い日記。腹筋マシーンから香水、ワイン・チーズ、ごろ寝スコープ、毛沢東・スターリン人形など、実用無用の衝動買い生活を軽やかにしたためた日記。肩の力の抜け方が絶妙。フランスのことはよくわからないが、本好きで物欲三昧な自分にとっては非常に共感が持てる一冊だった。こういう日記を書いてKindleで出版しちゃいたいくらい(笑)。

  • 笑わせてもらった!

  • 腹筋マシーン、ワインに下着、毛沢東・スターリン握手像から挿絵本まで。
    女たちにはわかってもらえない、男の衝動買い心理を絶妙に描写したエッセイ。
    「衝動買いグッズたちのその後」も。

    あるあるすぎる…!
    女たちにはわかってもらえない、ってあるけど…わかる!って女性もかなり多いと思う-
    ブログとかでも日記ジャンルが人気あるっていうのも納得。
    ひとが豪快に散財してるのって見ていても楽しいもの。

    近頃めっきり“お土産は消えもの”“欲しい物ではなく必要な物”ばかり買うようになり、自分の悪癖(フルコンプ!)がわかっているから趣味のものには手を出さない-
    そんな堅実だけど面白くない買い物ライフを送っている身には、たまらなく輝いて見えます

  • 著者は大学教授(フランス語)。フランスの食品を衝動買いするくだり、とくにおすすめのチーズの項を読んで、思わずスーパーに走る。
    ソシエテ社のロックフォールは、私には塩気が強すぎるかな。でもパッケージの工夫が素晴らしい。山羊チーズのクロタンは、後をひく味。(でも「糞」って意味らしい・・・。)これでワインが飲めたらねえ。つまんないねー、下戸。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1949年生まれ。東京大学仏文学科卒。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。フランス文学者。1991年『馬車が買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、1996年『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で講談社エッセイ賞、2000年本書『職業別 パリ風俗』(白水社)で読売文学賞評論・伝記賞受賞。著作は他に『「レ・ミゼラブル」百六景』(文藝春秋)、『パサージュ論 熟読玩味』(青土社)、『情念戦争』(集英社)、『渋沢栄一』(文藝春秋)、『失われたパリの復元 バルザックの時代の街を歩く』(新潮社)など多数。書評アーカイブWEBサイトALL REVIEWS主宰。

「2020年 『職業別 パリ風俗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鹿島茂の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
村上 春樹
伊坂 幸太郎
ほし よりこ
吾妻 ひでお
三島由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印

衝動買い日記 (中公文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×