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- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122044005
感想・レビュー・書評
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百年以上前、日本の野心的な僧侶が、インドからチベットに潜入し帰還を決めるまでの事柄を綴ったもの。ノンフィクションであるが、全体に冒険活劇の趣がある。出版当時から眉唾物扱いされていたようだが、確かにそうした雰囲気が紛々としている。が、全くの作り話とはとても思えないのも事実で、当時のチベットの様子をイメージするのにはかなり役立つ。川口が恐ろしくタフな人物であることもおそらく事実だろう。ところで、川口慧海がチベットから日本にもたらしたものは、日本仏教の思想的発展に実際何か貢献したのだろうか。そこが気になる。
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河口さんくらいタフになってみたいものだ。ハードカバーで一回読みましたが、文庫で出たのでまた読みました。しかし内容省かれてる!やっぱりまた全部読みたくなるなー。
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