破弾 (中公文庫 と 25-2)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122044739

感想・レビュー・書評

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  • 女性刑事である小野寺冴はなかなか魅力的なキャラクターだった。ストーリーは一作目と同様偶然が重なりすぎてしまい、どうにも腑に落ちないのだが、後半の展開のテンポの良さは十分楽しめた。

  • ’21年2月15日、読了。鳴沢了シリーズ、2作目。

    「雪虫」よりは、こちらの方が僕は面白かったです。でも、了と冴の結末が…。このシリーズ、ずっとこんな感じで続くのかな?まあ、それはそれで、格好いい、かな…。

    「生きていく事が、犯した罪への贖い」みたいなセリフがあって…撃たれました。辛い、人生…共感。

  • シリーズ第2弾。

    「雪虫」のレビューに、【待望の鳴沢シリーズに、やっと着手できた】という書き込みを発見。懐かしくなり、自分も読済の作品を振り返ってみることに。

    現在9作まで読んでいるが・・・・、今作から出てきた小野寺刑事が、あそこまで度々登場することになるとは、この時点では思ってもいなかった。

    地味な事件、地味な展開ではあるが妙に引き込まれ、一気読み。
    基本、鳴沢了のシリーズは、暗めな話が多いな、と。

    “堂場瞬一にハズレなし”。

    2011年前半に読了。かな。

    2012.05.29.書

  • 堂場瞬一さんの小説はどんでん返しがあったり、思わぬキャラが思わぬ形で事件に関わってきたり、読んでて楽しい

    冴との恋愛(といえるのか、未満なのか)も事件に味を添えてる。偏屈なくらいに生真面目な鳴沢さんも流されることがあるんだね。でも前巻の出来事のせいで自罰的になってる鳴沢さんには、恋愛を楽しむことは無理だった…

  • 久々の鳴沢さん。やっぱり年内にまた鳴沢さんに会いたくて、読んでしまいました。前作に引き続き鳴沢さんに恋しています。ほんとかっこいい、鳴沢了!今回はちょっと冴に嫉妬したけど(笑)、でもなんか鳴沢さんの恋模様が好きだったりする。で、肝心のお話の内容だけど、今回も堂場さんの文章に引き込まれて、ハラハラしながら読みました。とりあえずこのシリーズまだまだ先が長いので、鳴沢さんに惚れ惚れしながら読んでいきたいと思います。

  • それでも刑事にしかなれなかった・・・って、刑事ってそんなに簡単にはなれないのが現実(試験とか試験とか)、と思ってしまい、なかなか入り込めなかったです。

  • (2023年11月13日から20日にかけて読破)
    新潟県警の刑事を辞めた鳴沢了は、警視庁多摩署へ。そこで、刑事部屋で孤立状態の美人刑事とコンビを組み、ホームレス傷害事件に挑むがー。

  • 地道なシーンが長いと思いながら
    それが逆にリアルだと振り返りました。
    逆にはなりますが、今、雪虫を見てます(笑)

  • 鳴沢了第2弾。ツッコミどころ満載ではあるが、あっという間に読了。楽しめた。

  • 二、三冊挟んで、次だ!

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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