海野十三敗戦日記 (中公文庫BIBLIO)

著者 :
制作 : 橋本 哲男 
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 34
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045613

感想・レビュー・書評

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  • 実際に読んだのは、青空文庫+ChainLP+Kindleで。
    「空襲都日記」、「降伏日記」に別れ、トーンがかなり異なる。当時の状況は興味深いが、身辺雑記的な日記で、山田風太郎、中井英夫の日記のような内容の深みは無い。

  • 一般人より多くの科学知識を持つSF小説家の視点から見た戦中戦後の日本社会。
    愛国者だからこその政府および軍部批判。8月15日には一家心中まで考えて行動していた。

  • 海底軍艦等のSF作家としても知られる作家の敗戦までと敗戦後の身辺雑記的日記。戦前で一般人よりも多く科学的知識をもつ人の感覚が、冷静に自分の言葉で語られており、今読んでも考えさせられる。

  • 私のは講談社版。
    sf作家が戦争末期の毎日を日記にしたためている。その角度は興味深い。日記であることで、より身近な追体験ができる。正直こんなに空襲がある印象がなかった。生活にこんなにも戦争が組み込まれているとは。
    国を愛すゆえの戦争協力、そのための心中未遂。子供にも言い聞かせ、正式な遺書も書いたが遂げられず。その影には遂げられた人が確実にいたことにショックをうける。
    帝都において空襲をうける姿があまりにも真に迫り、また庶民の暮らしぶりが見られた。
    まさか原爆にいち早く気がつくなんて、さすがsf作家。
    市民の様子を知るのにとても都合がよい作品だった。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4122045614
    ── 海野 十三《敗戦日記 20050726 中公文庫》BIBLIO
     

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著者プロフィール

1897-1949。推理小説家。日本SFの草分け。主な作品に、「電気風呂の怪死事件」「深夜の市長」「赤外線男」「蠅男」「十八時の音楽浴」「地球盗難」「火星兵団」など。

「2018年 『海底大陸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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