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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784122045644
みんなの感想まとめ
テーマは、空海の足跡を辿る旅であり、著名な作家の作品を基にしたドキュメンタリーの制作過程が描かれています。NHKスタッフによるこの本は、司馬遼太郎の名著からの抜粋を交えつつ、空海の風景を視覚的に楽しむ...
感想・レビュー・書評
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ひょんなことから、司馬サンの本を読もうと選んだのがこの本です。
「空海の風景」は出版されたとき読んだが、その当時の年齢と今(75歳)では、感じ方がことなります。
空海のことが余計に好きになりました(笑)。
第1章 なぜ、今、空海なのか
の最後の件です。
これからどのような「風景」に出会い、人にあうのか。
それは、司馬遼太郎がかつてたどった道のりを、『空海の風景』を片手に再び旅する「遍路」にも似ていた。
「遍」とは「辺」に通じ、「辺境」地の果てをさす言葉と聞く。
文字通り、大道ではなく、地の果てに息をひそめているだろう「天才」空海の現代の姿を見るための旅、「辺境」へと続く名もない「路」を行こうと思った。
いたずらに空海を信仰したり、司馬遼太郎の視点を絶対視するのではなく、やわらかく歩き続けたいと思った。
ときに首を傾げて立ち止まったり、わからない、と叫ぼうと思った。
番組では、わずか十秒にしかならないワンカットの撮影の裏側に、何日も立ちすくんだ事実がある。
2001年におけるその道のりを、これから記してゆきたいと思う。
船は、重い碇をあげて、ようやく動き出そうとしていた。
NHK取材班の方々、ご苦労様でした(笑)。
第2章 讃岐
空海が生まれ育った讃岐のこと、佐伯氏のこと、天才として大事に育てれたことなどが書かれている。
第3章 奈良
当時の官僚を育てる「大学」に入ったこと。
しかし、儒教、道教、仏教の限界性を思い、大学をやめてしまった。
第4章 室戸岬
空海の空白の期間の話。
室戸岬で経験した、後の空海の生き方に多大な影響を与えた室戸岬のことが書かれていた。
第5章 渡海
漂流しながらも当時の唐に漂着したときの空海の真骨頂のお話など
第6章 長安
当時の世界的大都会「長安」での空海の過ごし方、活躍などが書かれている。
第7章 博多
帰国したが、すぐさま都には上らない。
どれだけ、すごい密教の真髄の値打ちをつけるかが、空海がとった方法だ。
第8章 空海と最澄
桓武天皇の寵愛をうけた国費留学「最澄」と遣唐使になる直前まで私度僧であった「空海」の生き方の差異がか語られていた。
嵯峨天皇という時の権力も利用してしまう「空海」のしたたかさも書かれていました。
第9章 東寺
嵯峨天皇お気に入りの「空海」東寺での出来事が書かれてる。
第10章 高野山
空海が開いた高野山、歴史的にはさまざまなことがあったが、今現在でも民衆に愛される「空海」の本質について分析されていた。
エピローグ 「空海」現在の風景
いまでも愛され続ける「空海」とは、
あとがき
戦後長く続いてきた日本のシステムや政治・経済への不信、リーダーたちの自信喪失、恫喝と誤魔化しと欺瞞・・・・・・。
この幣束状況に陥った現代日本への好き意の灯火を「空海」的なるものに求めることはできないか。
その大きく包み込む「手のひら」と大胆な発想。
新時代の開拓は空海的発想でしか成し遂げられないのではないか、そう思えてさえくる。
2002年
NHKエンタープライズ21 文化番組 担当部長
井上 隆史
で終わっています。
75歳になってこの本に出会えて幸せでした。 -
2020年10月21日購入。
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q
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当たり前だが、司馬遼太郎に対するベットリとしたオマージュ本。水田=ヤマト=天皇=権力の図式に対して狡猾で逞しい半権力者としての空海を設定するというもの。それはともかく、この手のドキュメンタリー制作者の自画自賛の文章には辟易。
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司馬遼太郎作「空海の風景」の番組を制作したNHKスタッフによる空海の風景の旅。司馬遼太郎「空海の風景」の抜粋もところどころ入っていて「空海の風景」の紹介ともいえる本で、写真もあり気楽に楽しめました。
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336.初、並、カバスレ、帯なし
2011.8/14.栄スカイルBF -
2002年、司馬遼太郎著『空海の風景』をNHKがドキュメンタリーとして映像化した。その時の取材を元に番組制作スタッフが書いたのが本書である。
空海の足跡を辿ったこの本により、その恐ろしい程の才能と思考のスケールの大きさの一端に触れる事が出来る。 -
本当によい企画
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『空海の風景』(司馬遼太郎著 中公文庫)は、2002年に
NHKスペシャルのドキュメンタリーとして放映された。
この小説をどう映像化すればいいか、
司馬遼太郎氏の足跡をたどりながらその時のことを書いたのが
『『空海の風景』を旅する』(NHK取材班 中公文庫)として
出版されている。
その中に、少年空海の見ていた風景がどのようなものであったか
瀬戸内の海を見るために、紫雲出山に登っている。
今、荘内半島は陸続きになっているが
昔は「浦島」という島だった。
「浦島太郎」の話はここから来ているという説がある。
浦島太郎が玉手箱を開けると紫の雲となって
立ちのぼったのが「紫雲出山」なのだそうだ。
この山の頂から善通寺を眺めるというのはさながら
瀬戸内の船上から善通寺の五岳山を望むような
景色なのかも知れない。
今は平野からだと建物にさえぎられて見通しが悪いが、
昔の人が船上から見た五岳山の風景は、
屏風に書いた絵のような美しさであり
それで「屏風ヶ浦」となった。
屏風ヶ浦五岳山善通寺
空海が生まれた場所なのである。 -
090508(a-s 090605)
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途中で読むのをやめた。空海の風景は小説家が書いたフィクションである。なんら問題は無い。しかし、公共放送が客観性を装い、左右両陣営から疑問が提起されている「フィクション」である司馬史観を事実であるものとして追認する姿勢には問題がある。
NHK取材班の作品
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