日本の歴史13 - 江戸開府 (中公文庫)

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  • 中央公論新社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045743

感想・レビュー・書評

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  • 「日本の歴史」シリーズの巻13「江戸開府」は1974年初版なので、少し古い学説に基づいて書かれていると思いますが、それでも登上人物が非常に生々しく描かれており、まるで小説を読むように面白かった。
    始まりは戦国時代の松平氏の系譜から、家光までの50年くらい。徳川3代がそれぞれどのように国を築いていったのか、基盤を固めていったのかよくわかりました。

  • 鎌倉開府の巻と同じでとびきりわかりやすい。登場人物に馴染みがあり核がはっきりした時代というのもありますが,言葉の選び方や人物史的なエピソードのはさみ方が初心者向けでかつ古びないように工夫されていてよかった。

  • 徳川氏の政権獲得過程を、史料批判を加えながら家康・秀忠・家光それぞれの逸話を数多く叙述していて、読みやすく面白い。今から40年以上前に出版された本書だが、今日でも近世初期の政治史を理解する上で十分読みがいがある。特に、幕府制度が確立したとされる家光期において、家光とその家臣達の関係に迫りながら、幕府の統治機構の整備について明らかにしている点は、単調な制度を具体的にイメージできる上で大いに参考となる。

  • 長い忍耐と苦難ののち、関ケ原の一戦に勝って天下の覇者となった家康は、長期支配体制の確立をめざす。朝廷や豊臣氏への強圧、大名統制、致富策、多彩な人材登用をおこなう一方で、譜代の忠臣や実子さえも改易するなど、個人から組織への施策が着々と進められてゆく。

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著者プロフィール

1926年、東京生まれ 東京大学国史学科卒。1962年「享保改革の研究」で東大文学博士。横浜市立大助教授を経て1968年教授。1986年定年退官、名誉教授、専修大学教授。1997年退任。※2019年9月現在
【主要編著書】『徳川吉宗』(人物叢書、吉川弘文館1958年、新装版1985年)、『日本の歴史 16 江戸開府』(中央公論社 1966年、中公文庫 1974年、改版2005年)、『江戸幕府政治史研究』(続群書類従完成会、1996年)

「2019年 『徳川吉宗公伝(新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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