金魚の恋 (中公文庫 P さ 33)

著者 :
  • 中央公論新社
3.52
  • (5)
  • (6)
  • (14)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (81ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122046030

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 赤い金魚と黒い金魚を飼って、2匹をみながら読んだらまたエモいんだろうなと思う本でした。

  • 少し悲しいお話。
    黒い金魚のさよならのことばに、しょんぼりしてしまうけれど。

    最後は赤い金魚が前を向いて歩き出せる(泳げる?)から、
    希望を少しだけ、感じつつ。

  • 人を好きになり恋をすると、ワクワクし、ドキドキし、とても楽しい。月日を重ねてその嬉しさや楽しさが増してくる一方で、淋しくなり、哀しくなる事も経験する。それはいつまでも一緒にいたいとの思いから、離れることへの淋しさ、不安であったりする。この時が一番辛くもあるが、純粋に相手を考え,思い、寄り添うことのできるとても良い時でもあると思う。
    「からっぽがどんどん大きくなって、ぼくは息ができない。」は読み手の捉え方で受けるメッセージが違ってくるのでしょうね。

  • 鮮やかな恋と、その終わりを描いた大人の絵本。綺麗な気持ちになれます。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

絵・坂崎千春/千葉県生まれ。絵本作家・イラストレーター。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。ステーショナリーメーカー制作室のデザイナーを経て、1998年よりフリーのイラストレーター・絵本作家として活動を始める。2001年、JR東日本のICカード「Suicaのペンギン」のキャラクターデザインをきっかけに、さまざまな企業や団体のキャラクター制作を手がける。また、絵本作家として40冊を超える作品を出版。エッセイの執筆、単行本や雑誌の装画、挿絵なども数多く手がける。

「2022年 『深谷式 中学生 漢字学習ノート 2級』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坂崎千春の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×