志摩半島殺人事件 (中公文庫 う 10-22)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122047129

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  • 風光明媚な志摩半島の英虞湾は真珠の養殖で知られる。そこに、男の他殺死体が浮かんだ。被害者は作家の袴田啓二郎、刑務所体験を書いた小説で人気を得ていた。所轄の鳥羽署は、かつての黒い交遊に関連するものとみて捜査を開始した。ちょうど美少女海女を取材中の浅見光彦は事件を知ったが、この名探偵を嘲笑うかのような、第二の殺人!光彦、苦心の探偵行。

  • 三重県 志摩半島 英虞湾
    伊良子清白 安乗の稚児
    山崎豊子 華麗なる一族
    田仲のよ 海女たちの四季

  • 海女さんの話。三陸海岸とつながっていて、20年前の自殺が志摩での殺人につながった。

  • 結構、口が上手いですよね、浅見さん。
    ひょうひょうと口からでまかせを。(笑)
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-154.html

  • 海女の取材で三重県の安乗(あのり)を訪れた浅見光彦は、志摩の海で変死した、なんともうさんくさい過去をもつ、売れっ子作家の事件の謎を解いていく。

  • この本から拡がった。浅見光彦(内田康夫)氏の影響力はスゴイ。

  • 浅見光彦シリーズ。
    志摩半島での事件のルーツは盛岡に,事件の背景は…。
    信賞必罰ではない浅見の優しさが際立つ作品。
    ときにもどかしくもある浅見の優しさがなぜか心地よい。

  • 今回の出張で読みましたが、若い海女さんを取材しに志摩に行く所から始まります。ヤクザ上がりの小説家に絡んだ過去のいざこざを紐解いて行き、最後にはちょっとやるせない結末になっていました。よく出来た話で結構楽しめましたよ。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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