- Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122047648
感想・レビュー・書評
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約20年前の堂場さんの初期のマラソンもの。これは単独ものだけど、シリーズになった「チーム」と比べるとやはり物足りない。主人公の青山君がどうもイマイチなんだよなあ・・・ 薗田の件も結局中途半端
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マラソンランナーの物語。堂場瞬一のマラソンシリーズは同じ世界観の中のいろんな人が主人公になる。ずっと以前に手に入れて積読状態だった本。読んでいるとなんか既視感あり。途中まで読んでいたのかな。スポーツって身体能力だけではなく精神力の強さもすごく求められると改めて感じさせられた。
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オリンピックに出られるような陸上選手は極めてひと握り。生まれ持った才能と驚くべき努力を積み重ねてその場にたどり着いている。そのひと握りの中でも、天才と呼ばれたランナー、なかなか勝てないが必ず上位入賞するランナー、力がありながら体制を批判して干されているランナー。オリンピック最終予選で激突する箱根駅伝の仲間たち。全員が絶対勝ちたい理由を背負っている。絶対ばれないドーピング薬があると持ちかけられたとき、彼らはいったいどうする。おもしろかったけど、これも進行が遅い。早くレースに突入してほしかった。
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堂場瞬一のスポーツもの。今回の舞台は、マラソン。
彼の作品って、一定の法則がありますね。
主人公は何らかの問題を抱えていて、
主人公と因縁の有る友人・知人、
そして、非常に困ったちゃん的な人物。
この作品も、その法則を違いません。
そして結末も、必ずしもハッピーエンドではありません。
この作品も、完全に円満なハッピーエンドというと、
微妙ですね。
まぁ、もっと悲惨な結末の時もあるんで、
今回はいいのかもしれませんが。 -
最後までのめり込めました!
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マラソンの話。これは、ラストのレース中の描写が秀逸。すごい。一人称で綴るレース展開。自分が本当にレースに入り込む錯覚。ここだけでこの本を読んだ価値がある気がする。
あとは、最後の数行。ここにすべてが詰まってる気がするなぁ。
ストーリーは、、、、とりあえずおいておきます。 -
7
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大学時代に同期だったマラソンランナー三人の最後のレースに懸ける思いとその結末。ドーピングが絡むが、それよりもそれぞれの男たちのマラソン選手として、どう訣別するかを注目したほうが面白く読める。過去にスポーツをした人であれば、必ず通る道。
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「勝ち方を知らない」ランナー・青山に男が提案したのは、ドーピング。
新薬を巡り、三人の思惑が錯綜する――レースに全てを懸けた男たちの青春ミステリー。
新刊じゃないですけど、面白く読めます。同作者の「チーム」という箱根駅伝を題材にした本も蔵書にありますので、どうぞ。-
ランナーの聖地、ボルダーというところが、どんなところかってのが書かれていて面白い(YAJ)ランナーの聖地、ボルダーというところが、どんなところかってのが書かれていて面白い(YAJ)2010/06/01
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ん~、主人公の目線で統一されていて臨場感はあるんだけど、残り2人の中心人物がちょっと浮世離れしすぎてるよなあ。。。
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2009.12月読了
30代のマラソンランナーがドーピングをするか、しないかという話。
主人公の感情がリアルで共感できる。
115冊目。 -
30歳になり曲がり角を迎えたマラソンランナーが、ライバルとの戦いからドーピングを選ぶかどうか悪魔の選択に迷う。
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2009.1.24 読了