- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122048119
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
家にあったので読んでみた
というか、絶対読んだことある(荻原さんのだし)と思ってたら
なんか読んだことないような感じで
ちょっとショックなような
儲けたような
15歳の女の子がアラビアンナイトな世界にランプの精として入っちゃって大冒険
中学生女子一人称だけどそんなに辛くなかった
というかまあ読みやすかった
ジンっていう設定だからこその便利さがおもしろかった
魔法での男女逆転とか
ロマンチックで
ハールーンがかっこよくて
おもしろかったな~
箱庭というか
お話の中のお話とかそういうのもおもしろい -
勾玉三部作の作者つながりで購入。
アラビアンナイトの世界、面白かった! -
アラビアに行きたくなる。ときめき?のアラビアンナイト☆
-
ファンタジーはほとんど読まないけれど、これは凄く面白かった。冒険のわくわくが味わえ一気に読んでしまいました。ただ一人称なので、ひろみがいない場面が書かれてないのが残念です。ハールーンの冒険を読んでみたいですね。
-
文庫で再読。
記憶が薄れてたところがけっこうあった。
何度読んでもおもしろい。 -
「これは王国のかぎ」荻原規子
ファンタジー。黄土色。
どこにでもいるようなひとりの女の子の、不思議な冒険物語。
モチーフにしているのはアラビアンナイトの世界。失恋に傷ついた主人公が、異世界での冒険の中で自分を見つけてゆく。
気持ちいい児童文学です。コロッとした可愛らしさ、というか。
波瀾万丈、次から次へと展開するストーリーが若干薄ぺらな感じがありますが、「謎解き」の部分を考えれば許容範囲、という感じ。
妙にリアリティのある魔神族(ジン)の設定が面白かったかな。
非常に読みやすいです。おすすめ。
あ、ちなみに本書の表紙&挿絵を描いている中川さんが手がけた、『ふしぎをのせたアリエル号』もかなりおすすめです!(4) -
文庫で読むのがお勧めです。だって佐竹美穂さんの絵が、口絵がすばらしいから。ストーリーも少女の冒険もので 異世界に行くけど
恋とかしないの。それがもうさっぱりしててすごく好き。 -
普通の女の子が魔神族になるってところが気に入りました。
空を飛んだり、物を出したり、透明になったり・・・こういうの大好きですv
でも何か物足りない?気がします。特に最後の辺り。
なんだろう・・・ハールーンとの絡みをもっと見たかったのかもしれない。
全体的には満足です。
勾玉もそうだったのですが、荻原規子氏の書く物語は(良い意味で)
もう少し続きを読みたいと思ってしまいます。 -
いたって普通の女子中学生の“上田ひろみ”が、アラビアンナイトな世界で、しかも魔神として活躍する物語なんて誰が思いつくだろう。
物語はもちろんのこと、登場人物に魅力がありすぎて、ぐいぐい惹きこまれ、あっという間に読んでしまいました。
主人公を魔神という特別(すぎるぐらい)な存在にしたことで、ファンタジーというジャンルの可能性を見た気がしました。