- 中央公論新社 (2007年9月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784122049109
感想・レビュー・書評
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宋代が舞台の短編集で、柔福帝姫の次に張邦昌の話が続くのが良い。真贋虚実のあわいみたいなものの中で、高貴な人もそうでない人も生きて不安になったり悪さしたり死んだりする。そうした話を読み進めた最後に現れるのが、実の塊みたいな男の出る「涅」。淡々としていながら清々しい。
つまり短編集としてとても良かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中国の宋時代の7短編。短編は元々あまり好みではないのですが、井上さんの短編は無駄なく纏まりも良いので好きです。表題作の公主帰還もなかなか良いのですが、後半の『芙蓉怨』以下4作がより好み。『白夫人』はホラーチックでした。
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宋代。それぞれ独立した話でありながら、繋がりを持ってる。
目次順に読むと時間軸が前後します。
『潔癖』がお気に入り。 -
中国は南宋の時代。
潔癖・涅の2つの話が面白かった。
とくに涅の冒険をしない主人公って、なかなかいないんじゃないか。でもその堅実ぶりが、最後を締めくくるによかった。 -
宋代のいろいろなお話満載。
著者プロフィール
井上祐美子の作品
