絶海にあらず 下 (2) (中公文庫 き 17-9)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122050358

感想・レビュー・書評

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  • 承平天慶の乱の首謀者の一人であった、瀬戸内の海賊、海の民と共に生き、共に死んだ自由人、藤原純友の物語である。

    平安中期は残存する史料が少ないが故に、著者の想像力を遺憾無く発揮出来る時代ではあるのだが、読むこちら側も予備知識が無いので、新鮮な気持ちで読めるのは良いのだが、中々スンナリと入って来ないのは厳しい。

    史実とは異なり、小説としては最期、純友は五島列島に逃れるのだが、海戦で華々しく散らせた方が、潔かった様にも思う。

  • おもしろかった。こんなに活き活きした平安時代は初めてだ。
    年号が出てきたところから史実の枠を途端にはみ出す。そんなところもおもしろかった。

  • 藤原忠平・良平兄弟や大宰府水軍に脅威というか何というか魅力が無いので少し退屈でした。純友が凄過ぎるんかなぁ?

  • 利益の為に唐物交易を独占する京の藤原忠平と海は自由にすべきと考える伊予の藤原純友の戦い。純友のような男なら大勢の水師達が己の意思で集まって来るのも頷ける。最後の太宰府との海戦の切迫感は凄かった。小野好古との友情も熱くなる物があるし、登場人物は皆個性的で魅力ある人ばかりだ。

  • こういうの描かせたらピカイチです。
    こういう結末は北方作品にしては珍しいかも。

  • 明神くんから。

  • 藤原純友の物語。同じ時代を生きた平将門は有名だけど、あまり知らずに読みました。公家の出ながら、海に生き、出世は望まず権力に立ち向かう男の姿が目の前に現れました^^
    上下巻あるけど、下巻は疾走し、一日で読み終えました。

  • 主人公純友は最後までこれといったピンチを迎えることなく、
    失った幹部も一人。
    結局楽々勝ってしまった。

    主人公が困ることがない展開は、読んでてストレスたまらないのはいいが、
    やっぱり盛り上がりに欠ける。

  • 歴史上、あまり知られていないだけに新鮮

  • 絶海にあらず下巻読了。これは完全に爽快感あふれるヒーローショーだった。つらっとした顔で「無理を通すなら俺は京に帰りますよ」と良平に言えちゃう純友のスカっと感がね……。決着はけっこうあっけないですが。平安時代ものってのもいいなあ~

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