昭南島に蘭ありや〈上〉 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122050945

作品紹介・あらすじ

昭和十六年、シンガポールに在住する日本人に引き上げ命令が下りた。台湾生まれの客家の青年・梁光前は、その日から己の存在を問い続けることになる。中華の民か、大日本帝国の臣民か。どちらでもあり、どちらにもなれない己とは何か?ふとしたことから中華義勇軍に入ることとなった光前は…。

感想・レビュー・書評

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  • シンガポール在留邦人と台湾籍の使用人が
    戦争支配を通して英国と日本の間で変わる立ち位置と
    勤務する家の幼馴染の女性に寄せる気持ちが。。
    下巻に続く。。

  • (欲しい!/文庫)

  • 開戦前夜から、シンガポール陥落まで。

    そうそう。
    昭南島とは、今で言う(昔もだけど)シンガポールのこと。
    第二次大戦中、日本に占領された際、昭南島という名前に
    変えられていました。

    シンガポールは二度ほど行ったことがあるんですが、
    その時の地名が小説中も出てきて、
    「あ、あそこの事か」と思いに浸りながら読むことが出来ました。

    現代の出来事が、その当時のことを語るきっかけになる
    と言うのは、こう言う作品には有りがち。
    この作品でも、その手法が使われています。
    ですが、一気に物語の中に引き込まれ、
    時を忘れて読んでしまいました。

  • 戦時中のシンガポールを描いた作品。
    シンガポールから見た日本や英国、在シンガポール華僑から見た戦局というのがとても興味深く、すいすい読んでしまった。
    中国の列車の中でワイルド・スワンを読んだことを思い出した。

  • 佐々木譲の第二次大戦ものに外れ無し。
    本作はシンガポールが舞台。主人公は台湾生まれ、当時は日本領だから国籍は日本人。よじれた出自が彼を歴史に翻弄される。

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