11月そして12月 (中公文庫 ひ 21-6)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122052130

感想・レビュー・書評

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  • 捻くれた青年,有能で気が強い姉,変人系ヒロインとこれまたテンプレ構成ながら,今回はちょっと違う。
    姉が不倫の果てに自殺未遂したり,親父の不倫がバレてお袋が出て行ったりするが,事件らしい事件もなく終わる。
    樋口有介作品にミステリ要素を求めるのもあれだが,あまりにあっさり終わった印象。
    主人公はイケメン補正でなんとかなっているが,完全なるストーカさん。

  • 平和だな。 

    自身の恋愛や、周囲の不倫を通して成長する青年。

    平和だな。

  • 不倫とハードボイルドなストーカー(しかもニート)と長距離走者の孤独。いつもの樋口節が邪魔に感じられたのは話のスケールが小さ過ぎたからか。

著者プロフィール

1950年、群馬県生まれ。業界紙記者などを経て、88年『ぼくと、ぼくらの夏』で第6回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。『風少女』で第103回直木賞候補。著書に『礼儀正しい空き巣の死 警部補卯月枝衣子の思惑』、「船宿たき川捕り物暦」シリーズの『変わり朝顔』『初めての梅』(以上、祥伝社文庫刊)など。2021年10月、逝去。

「2023年 『礼儀正しい空き巣の死 警部補卯月枝衣子の策略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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