双調平家物語 8 保元の巻(承前)平治の巻 I (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2009年11月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784122052345

みんなの感想まとめ

歴史の中での人間模様と権力闘争が描かれ、感情の葛藤や人物の成長がリアルに表現されています。特に信西のしたたかさが際立ち、彼のキャラクターに引き込まれる読者も多いようです。物語が進む中で、武士同士の戦い...

感想・レビュー・書評

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  • 人らしくもあらぬ者が、傲然と人らしい顔をする。「臣下」と呼ぶにも価せぬ者が、臣下の択るべき道を説く。太政官の下僚の家を生まれたばかりの者が、賢しらげに御前を取り仕切る。信西の献策で保元の乱が始まる。

  • 毎日出版文化賞
    著者:橋本治(1948-、杉並区、作家)

  • ついに左府様がお亡くなりに。ちょっとツメが甘くていいキャラだったので残念です。最後までファザコンでした。

    信西が徐々に頭角をあらわして来ました。悪いです。たたきあげで成り上がって来た人ならではのしたたかさとアクの強さを感じます。清盛は何だか影が薄いです。ハラハラドキドキします。早く続きを読みたいです。

  • やばいです、がっつりはまってます。
    8巻に来て初めて、武士同士の戦になって、
    武士の名乗りとか読むと、その語調だけでぐっと世界に引き込まれます。
    電車待ちのホームで読み始めて、電車に乗り過ごしたことも3回。
    (特急乗り過ごしは痛かった。。。)

    フィクションかどうかは歴史に強くないのでわかりませんが、
    おもしろいことは確かです。
    大河ドラマですよ、ほんと。

  • 鳥羽院没後の世の乱れ:保元の乱。
    後白河帝と崇徳院。摂関家の父子兄弟の確執。
    仕える者によって、同族で戦わざるを得ない武士たち。
    悪左府:頼長も最期は哀れだった。
    摂関家の凋落。ほくそ笑む信西。
    戦さの場面になると、物語が動いてちょっとおもしろくなってきたなと思ってしまうのって人間の性?
    やっと半分。

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著者プロフィール

橋本 治(はしもと・おさむ):1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルの垣根を越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』『巡礼』『リア家の人々』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』『思いつきで世界は進む』他多数。2019年、逝去。

「2026年 『「わからない」という方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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