双調平家物語 9 平治の巻 I(承前) (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2009年12月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784122052529

みんなの感想まとめ

物語は、権力と欲望が交錯する中で描かれる歴史の一幕を捉えています。白河院の私欲が朝廷を私物化し、彼の周囲には筋目の定かでない者たちが集まる様子が描かれ、権力の腐敗や人間の弱さが浮き彫りになります。登場...

感想・レビュー・書評

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  • 帝王としてあるべからざる「ご私欲」をお持ちになり、筋目の定かならぬ者達を数多く近臣としてお抱えになった。摂関家の私物と化した朝廷はそのままを放置され、人を寵するお心のお気ままが政事となった。最も偉大なる帝王とご自負なし遊ばされた白河院。

  • 毎日出版文化賞
    著者:橋本治(1948-、杉並区、作家)

  • おもしろかったです。しかし後白河院影が薄いですね…今後がっつり出てくるのでしょうか?新院があわれです…。相変わらず登場人物紹介欄を行きつ戻りつしながら読了。

  • どの巻でも思いますが、この本すごい。平家物語といいますが、完全創作です。大化の改新からはじまって、平治の乱まで9巻かかってます。清和源氏の潔さと人間くささに惹かれます。

  • 保元の乱の後始末。
    源為義の幼い子どもたちの最期が涙を誘う。為朝は魅力的。
    後白河のお気に入りは藤原信頼。またしても男寵。
    信西vs信頼。平治の乱へ。
    平治の乱って、こんなんで始まったの?って印象。

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著者プロフィール

橋本 治(はしもと・おさむ):1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルの垣根を越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』『巡礼』『リア家の人々』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』『思いつきで世界は進む』他多数。2019年、逝去。

「2026年 『「わからない」という方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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