そして誰もいなくなる 改版 (中公文庫 い 74-7)

著者 :
  • 中央公論新社
3.52
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本棚登録 : 2113
感想 : 222
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122052611

感想・レビュー・書評

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  • 正直、起きている事件の解決としては、犯人として複数人が入り乱れるところ、実は敵でしたパートがあまり意外ではないところなど、そこまで驚きはない。
    ただ、読んでいて道中ごりごりに違和感を感じたところはやっぱり違和感として作られていて、そこを中心に展開される後日譚というか後半パートの方が秀逸。
    そうだよな~とそうだったのか~が入り乱れて手が止まらない楽しい作品だった。

  • おもしろい!

  • クリスティのそして誰もいなくなったが好きなので、それをなぞるようなお話で楽しく読んだ。もとの作品に忠実にしたがうように、ちょっと強引なこじつけも。怪しい人物が二転三転して面白い。

  • 20210728

  • 20ページくらい読んだところで、登場人物の記憶があやふやで楽しめないかもと思い、クリスティの原作再読。万全の?態勢で読んだ。
    事件が解決したと思ってからの怒涛の二転三転。いいものにみえる人、わるものにみえる人、見事に裏切られた。一気読みできて、人がたくさん死ぬけど凄惨さはなく、クリスティの風味も楽しめるミステリー。

  • 二転三転するどんでん返しが面白いけど、終わりがちょっとすっきりしない。

  • 古臭い点が目立つが読みやすくて良かった。ただ登場人物が好きになれない。

  • タイトル通り古典的名作を題材にしたミステリ、原作読んでなくてもネタバレは殆ど無し
    ご都合主義は目立つが設定重視の作品だろうし許容範囲内で気楽に読める

  • “そして誰もいなくなった”をオマージュしまくったミステリー。やや強引ながらなかなか凝ったオチがあり面白い。

  • どんでん返しの裏切りに次ぐ裏切り。
    おや?犯人が明らかになったのに、なんだこの残りのページ数は?? と思ったら、、
    悲劇の皆川家の真相。
    なんか最後まで死ななくていい人(というか死んだら終わりってずるくない?)が次々に死んじゃうっていう印象。
    高校の演劇部がメインキャストかと思いきや、演劇部周辺の大人たちの物語やないかい?
    なんとなく犯人っぽい、って思ってたら当たった。
    でも息を呑むストーリー展開でめちゃ楽しめた!!

    最後に誰か教えてほしいんだけど、お見舞いのケーキが3つだったのはどういう理由でしょうか?

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