膠着 (中公文庫)

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  • 中央公論新社 (2010年1月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784122052635

みんなの感想まとめ

企業の現場での葛藤や成長を描いたこの作品は、予想外の展開が魅力です。著者は警察小説で知られていますが、今回は企業ものに挑戦し、普遍的なテーマを掘り下げています。主人公の新入社員は、頼りになる先輩と共に...

感想・レビュー・書評

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  • くっつかない糊を売る営業マン、、、面白かった。

  • 本作者といえば警察小説ですが、これは企業ものです
    よくあるタイプのお話ではありますが、意外にこれが面白かった

    硬派な作品ではないのですが、そうだよねと肯かされるところがあります
    わたしも、「勝ち組」という言葉が大嫌い

    はっきりとした勧善懲悪や勝ち負けばかり持て囃される昨今、日本はどこかで何かを間違えてしまったのではないだろうかと考えされました

  • 2020/12/15 読了

    予想していた話の展開とか違っていた。
    現場がどう売っていくのではなく、どうやったら売れるものになるのかを会議で決めるという感じだったが、あとがきを読み作者の意図に納得。

  • 今野敏さんの小説で警察もの以外は初めて読んだけど、今野敏さんらしく読みやすくて後味がいい。
    うちの会社にはいないタイプの超やり手の先輩がめちゃくちゃ頼りになる!
    でもちょっとこわい。
    主人公の新入社員はなんだかんだでかなり出来る子だと思う。羨ましい。
    仕事の内容は全然違うけど、参考になる部分も多いにあり、一気に読んでしまった。

  • 今野さんは、こういう作品も悪くない。

  • 今野敏さんのお仕事系小説。
    接着しない接着剤をどうしたら売れる商品にするのかがテーマ。
    その中に裏切り者あり、スパイ疑惑あり、誰もが疑心暗鬼状態。
    新入社員の主人公に思い切り感情移入して、最後まで一気読みしました。

  • お仕事小説。
    老舗糊メーカーの新人営業マンの啓太が奮闘。
    ベテラン営業マンの本庄に付いて、営業を学ぶ。
    本庄はなんでも売ってやる!俺に売れないものはない!という出来る営業マンだ。
    啓太の発注ミスも助けてくれた心強い存在だ。
    しかし、開発部が失敗して出来たくっつかない接着剤を商品化したいという難題の前では本庄も頭を悩ませる。
    啓太もその商品化会議に連れ出されるが…
    くっつかない接着剤というものや本庄の営業マンとしての考え方、啓太の成長…どれも面白かった!

    2023.12.29

  • 「どんなものでも売り込んでみせる」というすご腕営業マン本庄さんと新人社員の啓太さん くっつかない接着剤??を商品化するのに頭をかかえる。
    発想がおもしろかったです 会議室での話が あぁそうなるよね〜って進んで 結果どうなるの?で一気に読んでしまいました。今野敏さんの本は読みやすくて好きです。

  • 今野氏らしい。そう盛り上がるわけでもなく淡々と日常が続くだけなのに、飽きもしないしいつのまにか引き込まれてる。気になることが出てきてそれが最後まで明かされないw

  • 株の話や化学物質の話なんか出てきてちょっと分かりづらい所もあるけど、サラリーマンなら楽しく読めます。

    主人公が、3流私立大学出で他に就職出来なかったとか、チンケな会社って卑下してるけど、読めば読むほど立派な会社。それにあんた頭いいし、ちゃんと勉強してるんですね。先輩にも恵まれてるじゃん。私もスナマチに勤めてぇー。

  • はじめて読む作家さんのお仕事小説。TOBされそうな会社の危機を開発に失敗した糊の使い道を考え、これをテコに形勢逆転をはかる、というストーリーです。
    とはいえ重々しい雰囲気はなく、軽妙なタッチで描かれており話しもテンポよく進むので、楽しんで読むことができました。
    今まさに起ころうとしているおおきな”うねり”と、これに対抗すべく組織の末端であるサラリーマンの活躍で、最後はTOBを回避、弱いものが強いものを倒すという準・勧善懲悪的なストーリー。主人公である新入社員・啓太の成長ぶりとそれを支える先輩社員の本庄のコンビもなかなかいい、ここに絡んでくる真奈美の存在も○。
    他の作品も読んでみようという気にさせてくれる一冊でした。

  • 理由なんて後付けでいい

  • 創業以来の危機を迎えた老舗の糊メーカー「スナマチ」。起死回生をかけて新商品の開発に力を注ぐが、なんと完成したのは「くっつかない糊」だった!新入社員の啓太とベテラン営業マンの本庄は、商品化するべく日夜、頭を悩ませるが…。お

  • くっつかない接着剤

  • 今野流の書き飛ばしの仕事みたい。それでもそこそこ面白い。くっつかない接着剤ジェルねえ。

  • 警察物と任侠物で頑張れ

  • 接着剤メーカーの営業担当の新入社員、丸橋啓太が主人公。会社が経営危機に陥る中、「くっつかない糊」の商品化を行うというプロジェクトをめぐるストーリーが繰り広げられる。お仕事小説として悪くはないのだが、あまり話に惹き込まれるということはなかった。キャラクターが漫画的で現実味に乏しく感じられたのも一因かもしれない。著者の警察小説は大好きなのだが、ちょっとそれらに比べるといまいちかなという印象を持った。

  • おもしろかった。

  • 新製品開発で失敗し、「くっつかない糊」を作ってしまった老舗糊メーカーが、いかにしてその糊を売るか、試行錯誤するお話。
    敵対的TOBへの心配やスパイ疑惑などが交錯した会議の場で、製品としてはまぁありえない「くっつかない糊」をどう売るか話し合うさまはなかなか面白いです。
    会話が多くてテンポも良いので、お芝居とかで観てみたい感じですね。

  • さわやかお仕事小説。
    今野敏は本当にいろんな顔がある。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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