ニライカナイの語り部―作家六波羅一輝の推理 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
3.11
  • (3)
  • (3)
  • (15)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 72
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122052659

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 読了日2012/09

  • “ニライカナイ”は海の彼方にあるという楽園か、それとも…?伝説に心惹かれたミステリ作家・六波羅一輝は沖縄に発つ。取材を始めた矢先、東京で女性の変死死体が見つかる。背後にはテーマパーク建設をめぐる対立と、住処を荒らされると復讐するというキジムナーの伝承が。六波羅一輝の推理が冴える、シリーズ第2弾。

  • 読めないわけじゃないが。面白くはない。日本語の使い方を知識としても知らない編集者ってこんなもの?若いからか?そして何故いちいち登場人物の身長と体重を書くのだろうか。それをやられると一気にラノベ気分になってくる。そしてこの作家、はっきり言って人に頼りすぎでひどい。

  • 3- 

    極力無駄を省いたシンプルで軽快な描写がこの作者の持ち味だが、本作は少し端折り過ぎな感があり、説明不足なまま都合良く物語が展開されるので、どうにも説得力は弱い。もっとも事件の謎そのものには、いちいち説明を付けているのでそれなりに形にはなっている。しかし、何ぶん序盤の謎の提示し方が断片的すぎるせいか焦点がぼやけてしまい、故にいまいち大した興味を持てず、最後に、真相はこうだ!と言われても、はあそうですか、ぐらいの感想しか抱けない。悪い意味で2時間ドラマ的とも言える(そういやこのシリーズはドラマ化されている)。
    そういう意味ではシリーズ前作より少し落ちるかなあという印象だが、前作を事前に読んでいれば、民俗学蘊蓄や日本語誤用のやりとり、ライターズハイ現象などが、2作目にして既にお馴染みの描写になっていることにニヤリとさせられるだろう。そういったパターンで書いていくのもこの作者お得意のやり方だとわかれば、ニヤリも二重となって更に楽しい。まあシリーズものなりの楽しみ方ができるのは歓迎すべきことなのだが、ただ、それだけでは寂しいし飽きるし物足りない。

  • シリーズ一作目に引き続き民俗学の考証をテーマに据えたミステリー。
    今回のテーマは、海上にあるとされる伝説の楽園”ニライカナイ”

    ニライカナイという音の響きにまず惹かれる。沖縄の方言は古語をよく残しているという話はどこかで聞いた事があるが、言葉に惹かれるのはその為なんだろうか・・・
    ストーリーはいくつかの殺人と共に伝承の考察が進んでいく。
    小難しい話も自然にストーリーと調和していて違和感がなく面白い。

    しかしニライカナイの伝説に興味が行き過ぎて読み終わった後に殺人の内容がいまいち頭に入っていなかったww

  • 六波羅一輝シリーズ2作目。今回の舞台は沖縄。

    もともと期待していた民俗学的薀蓄が前作より多く散りばめられていた点は良かった。しかしながら前作でみなみの暴走が結構鼻についたのが、今回は一輝の恋愛のウブさが妙に鼻についたのは、読み手の好みの問題か。自動筆記は今回ももちろん登場するが、うーん、やっぱり反則技としか思えない、、、。シリーズ続編を読み続けたい、、、とは思えなかったorz

  • “ニライカナイ”は海の彼方にあるという楽園か、それとも―?伝説に心惹かれたミステリ作家・六波羅一輝は沖縄に発つ。取材を始めた矢先、東京で女性の変死死体が見つかる。背後にはテーマパーク建設をめぐる対立と、住処を荒らされると復讐するというキジムナーの伝承が…。六波羅一輝の推理が冴える、シリーズ第2弾。

  • 文章が「若者向け」っぽい感じがする。
    章の切れ方が連載ものっぽい引っぱり方で、
    例えば初出が「中学○年生」みたいな月刊誌に
    連載かな...とも思える。違うみたいだが。

    軽く健康的なお色気シーンがあったり、
    主人公の恋心が中学生みたいだし、
    最期の謎解きはけっこう強引で、
    全体的に赤川次郎テイストか。

    が、随所に鯨氏らしい独特の歴史解釈と
    うんちくがちりばめられており、
    楽しく読める感じではある(^ ^

  •  沖縄に行ったことがないのでイマイチ空気が伝わってこなかった。
    遠野も行ったことがないけど、そこは山奥のイメージで。
    今回は探偵の出番が少なかったような。。。どうでもいい、女性裸恐怖症なんていうのも出てきたけど、イマイチ必要がないような。。。
    もうミステリーには期待しないので、みなみとの関係とかそういうのを楽しませてほしいような。。。
    次は迷い中。

  • 前作が遠野物語、今回は沖縄のニライカナイを題材に…前作に比べると平凡に感じた。

全17件中 1 - 10件を表示

ニライカナイの語り部―作家六波羅一輝の推理 (中公文庫)のその他の作品

鯨統一郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする