- 中央公論新社 (2010年1月23日発売)
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感想 : 17件
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784122052659
みんなの感想まとめ
テーマは沖縄の伝説とミステリーが交錯する物語で、主人公のミステリ作家・六波羅一輝がニライカナイを探求する旅を描いています。物語は、沖縄での取材中に発生した女性の変死事件を通じて、テーマパーク建設を巡る...
感想・レビュー・書評
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読了日2012/09
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“ニライカナイ”は海の彼方にあるという楽園か、それとも…?伝説に心惹かれたミステリ作家・六波羅一輝は沖縄に発つ。取材を始めた矢先、東京で女性の変死死体が見つかる。背後にはテーマパーク建設をめぐる対立と、住処を荒らされると復讐するというキジムナーの伝承が。六波羅一輝の推理が冴える、シリーズ第2弾。
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読めないわけじゃないが。面白くはない。日本語の使い方を知識としても知らない編集者ってこんなもの?若いからか?そして何故いちいち登場人物の身長と体重を書くのだろうか。それをやられると一気にラノベ気分になってくる。そしてこの作家、はっきり言って人に頼りすぎでひどい。
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3-
極力無駄を省いたシンプルで軽快な描写がこの作者の持ち味だが、本作は少し端折り過ぎな感があり、説明不足なまま都合良く物語が展開されるので、どうにも説得力は弱い。もっとも事件の謎そのものには、いちいち説明を付けているのでそれなりに形にはなっている。しかし、何ぶん序盤の謎の提示し方が断片的すぎるせいか焦点がぼやけてしまい、故にいまいち大した興味を持てず、最後に、真相はこうだ!と言われても、はあそうですか、ぐらいの感想しか抱けない。悪い意味で2時間ドラマ的とも言える(そういやこのシリーズはドラマ化されている)。
そういう意味ではシリーズ前作より少し落ちるかなあという印象だが、前作を事前に読んでいれば、民俗学蘊蓄や日本語誤用のやりとり、ライターズハイ現象などが、2作目にして既にお馴染みの描写になっていることにニヤリとさせられるだろう。そういったパターンで書いていくのもこの作者お得意のやり方だとわかれば、ニヤリも二重となって更に楽しい。まあシリーズものなりの楽しみ方ができるのは歓迎すべきことなのだが、ただ、それだけでは寂しいし飽きるし物足りない。 -
六波羅一輝シリーズ2作目です。
またまた新人編集者の北村みなみと取材旅行。
今度は沖縄へ「ニライカナイ伝説」を取材しに行きます。
現地では「ニライカナイランド」の建設が進んでいて、
関係者とも知り合いになりますが、
その内の1人が東京で亡くなります。
何故、誰がということで一輝とみなみは真相を求めて動きます。
すると更なる事件が・・・という展開です。
うーん。
ここまで書いていて再確認してしまいましたが、
話の流れが、まんま2時間ドラマのようだ。
個人的にはやはりこの主人公は好きになれませんでした。
なので、結果としてあまり楽しい読書にはならなかったです。
一輝の言動も行動も唐突で中途半端に感じました。
そして独白が常に言い訳っぽい。
どうしても職業作家になりたいと言いつつ、
でも取材旅行先で起こった事件を前にして、
小説を書くことよりも事件の真相を追うことを優先するのね。
前作でも事件の記憶が生々しすぎてまだ小説にできないと、
取材旅行を無駄にした格好になったのに。
出版社に旅行費を出してもらって、
それは社会人としてどうなのか。
いっそ推理が趣味でそっちが本来の目的なら。
もしくはユーモアミステリーとして、
本人が真面目であればある程思惑から外れていくような。
旅行先で知り合っただけの人物の不幸に熱くなり過ぎるのも、
あまり説得力が無かったです。
相変わらず推理展開は突然意識を失って自動筆記だし。
まさか夭折した父親の霊が乗り移って・・・、
なんていうオチが今後有ったりしないですよね。 -
シリーズ一作目に引き続き民俗学の考証をテーマに据えたミステリー。
今回のテーマは、海上にあるとされる伝説の楽園”ニライカナイ”
ニライカナイという音の響きにまず惹かれる。沖縄の方言は古語をよく残しているという話はどこかで聞いた事があるが、言葉に惹かれるのはその為なんだろうか・・・
ストーリーはいくつかの殺人と共に伝承の考察が進んでいく。
小難しい話も自然にストーリーと調和していて違和感がなく面白い。
しかしニライカナイの伝説に興味が行き過ぎて読み終わった後に殺人の内容がいまいち頭に入っていなかったww -
文章が「若者向け」っぽい感じがする。
章の切れ方が連載ものっぽい引っぱり方で、
例えば初出が「中学○年生」みたいな月刊誌に
連載かな...とも思える。違うみたいだが。
軽く健康的なお色気シーンがあったり、
主人公の恋心が中学生みたいだし、
最期の謎解きはけっこう強引で、
全体的に赤川次郎テイストか。
が、随所に鯨氏らしい独特の歴史解釈と
うんちくがちりばめられており、
楽しく読める感じではある(^ ^ -
前作が遠野物語、今回は沖縄のニライカナイを題材に…前作に比べると平凡に感じた。
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沖縄の地名って難しい…
売れない推理作家・六波羅一輝と編集者・北村みなみが再び殺人事件に巻き込まれる。
ちょっと頼りない一輝だが、謎解きは見事。 -
六波羅一輝が主人公の作品はこの他に「白骨の語り部」、「都・陰陽師殺人」とあるようなので、今度読んでみたいと思います。
物語の主人公はデビューしたものの、次回作が書けず悩んでいるミステリ作家・六波羅一輝で、「ニライカナイの語り部」ではタイトル通り沖縄に行き(元々は取材旅行)、そこで発生するニライカナイランドに関連する連続殺人事件を解決するまでが描かれています。
沖縄に関する言葉のこと、伝承のこと、ニライカナイのこと、キジムナーのことなどといった蘊蓄については、かなりの深みがあって、読み応えはあるんですが、肝心の推理の部分がちょっとあっさりし過ぎていた印象がありましたね・・・
とくに真犯人を突き詰める当たりは、ロジックの積み重ねではなく六波羅一輝の第六感に頼り切っているので、(きっちり調べた)蘊蓄の部分とのギャップが大きく感じてしまい、物足りなかったですね。
もっとも、鯨統一郎さんの作風としては、どこか突き抜けた主人公が出てくるのが「常」ですから、物足りなく感じつつも「これぞ鯨統一郎!」と思うところも多くあるので、全体としては高評価の作品です。 -
2010/1/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2013/9/3〜9/5
六波羅一輝シリーズ第二弾は,沖縄へ。前回の遠野取材を作品化しないまま,次の取材旅行は沖縄沖縄。ニライカナイ伝説をベースにいつもの展開。シリーズものはこうでなきゃ,という安心感。11月に沖縄に行かないといけないので,舞台となった喜屋武岬にでも行ってみるかな。
確かこのシリーズは土曜ワイド劇場でドラマ化されていたと思うが,旅,地域の伝承,ミステリとまさに2時間ドラマにうってつけの素材。鯨さんは最初から狙ったのか?
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著者プロフィール
鯨統一郎の作品
