デルフィニア戦記外伝: 大鷲の誓い (中公文庫 か 68-21)
- 中央公論新社 (2010年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122052918
感想・レビュー・書評
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バルロとナシアスの過去編!
若い頃の2人の、本編の関係性に至るまでのあれこれ
それぞれの性質と事情、そこに絡まる他者の思惑
若々しくて瑞々しくて良かったな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本編を読んでいたときは二人の身分差を特に意識していなかったけど、今回はその背景がわかって納得した。
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シリーズ番外編
いかにして団長二人は出会い、心を通い合わせ、
そして団長となったのか。
でも一番面白いのはラストシーン。 -
201712
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ナシアスとバルロの出会いから現在までのお話。ナシアスの芯の通ったところが好きです。バルロもそんなナシアスだからこそ、一生の誓いをする事が出来たと言えます。いいなぁ、こういう関係。友達でもそうそうこういう人なんて出来ないです。
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「大鷲の誓い デルフィニア外伝」かの有名なデルフィニア戦記の外伝一発目
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2014-12-25 -
久しぶりのデルフィニアの世界に、とっぷり浸ることができました!本編では唯一無二の親友であるバルロとナシアス。二人にも幼き日があり、またそれぞれに師と仰ぐひとがいたんだなあと思うと、とても愛しくなりました。悩み、傷つきながらも、ピンチの時はお互い全力で支え合う二人が大好きです!!
ただ、国王との初めての出会いが結構あっさり描かれてしまっていたのが残念。
もう一度国王とそれからリィも交えて、またみんなで騒ぐ愉快な話があるといいなー -
図書館で。もう一個の外伝。
結構バルロ様がやんちゃで考えなしでガキっぽくてかわいい。そして14歳になるまで言わない男爵夫人がカッコイイ。ちょこちょことその後の彼らが見られるのが嬉しいところです。そのうち全仕事も借りてきて読みたいが…他のシリーズのネタバレはよみたくないし。考え物だなあ。 -
クラッシックなバターや生クリームいっぱいなフレンチではなく、
新しい軽いフレンチのフルコースを食べた後の
デザートのような。
それも甘酸っぱいフランボワーズのムースかな。 -
「デルフィニア戦記」本編が始まる前の、バルロとナシアスの出会いから本編開始直前辺りまでの話です。最後に本編の後日談も少し入っていました。
「大鷲の誓い」という、バルロを連想させるタイトルになっていますが、ほとんどはナシアスの視点で物語が進みます。
未熟だった二人が成長していく様子が面白かったです。
また、本編の後のことは気になっていたので、そこが書かれていたのもの良かったです。